2019年に個人投資家がやってはいけないこと 年初から株やFXで大損する人が続出している

東洋経済オンライン / 2019年1月18日 8時0分

多少心得のある個人投資家なら「下がった! ここはチャンスだ!」と見て買いたくなるが、カリスマ投資家の内田衛氏はどんなスタンスなのだろうか(写真:Ushico/PIXTA)

年初から円高や株安に見舞われた日本のマーケット。その後はやや落ち着いてきた感もあるが、カリスマ投資家の内田衛氏は1月前半の相場でどんな取引をしていたのか。また今後をどう見ているのか。さっそく「株日記」で見てみよう。

■「フラッシュクラッシュ」対策は、どうすればいいのか?

【1月3日 木曜日】NYダウは、18ドル高の2万3346ドルと小反発。しかし、外国為替相場が大きく円高に動いた。12月29日土曜日の朝では、1アメリカドル=110円19銭で引けていたが、午前7時35分ごろ、1アメリカドル=104円台後半をつけ、2018年3月以来、約9カ月ぶりの円高ドル安となった。11時49分では、1アメリカドル=107円18銭と戻している。

アメリカのアップル社が、中国での販売不振を理由に売上高を下方修正したことがきっかけと報道されているが、日本が休みで取引が薄い時期を狙って仕掛けられたのではないかと思う。わずか1分で4円前後も円高に動き「フラッシュクラッシュ」(瞬時の急落)という現象が起きた。このときに、レバレッジをかけてアメリカドルを買っていた多くの投資家が、証拠金不足による強制ロスカットをされ、売りが売りを呼び、下げが加速する。

前にも少し書いたことがあるが、私が初めてFX(外国為替証拠金)取引をした約10年前、100万円を口座に入れて、当時、高金利通貨であったニュージーランドドルを低レバレッジで買っていたが、始めてまもなく、8月のお盆の時期に、7~8円程度の円高に見舞われ、朝、ポジションを確認したら買いポジションは、強制ロスカットされてなくなり、100万円あった証拠金が7万円になっていた。高い授業料だったが、こうしてやられてしまうのだなと思った。FX取引をしている投資家は、こうした厳しい洗礼を一度は経験をしているのではないか。このようなときには、証拠金を厚くしておくか、ポジションを手仕舞いしておくか、ストップロス注文を入れておくような対策が必要だろう。

【1月4日 金曜日】NYダウは、660ドル安の2万2686ドル。2019年大発会。日経平均株価は、452円安の1万9561円と下げ渋るも大幅安。お正月気分も吹き飛ぶスタートとなった。そんな中でも、先月19日に上場した通信のソフトバンク(9434)は、売り出し価格1500円は下回っているが、41円高の1399円と逆行高で高値引け。昨年10月に保有株10万株(3分割前)を売ってしまったリソー教育(4714)は、28円高の485円をつけ、昨年来高値を更新。「内田銘柄」は、売った後でもよく上がる。

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