結婚8年、46歳で別れた公務員夫が受けた屈辱 「箱入り娘」妻の身勝手に振り回され続けた

東洋経済オンライン / 2019年2月26日 18時10分

元妻に翻弄された公務員男性が告白します(筆者撮影)

単純計算すると3組に1組の夫婦が離婚している日本。そこに至るまでの理由は多種多様だ。そもそも1組の男女が、どこでどうすれ違い、別れを選んだのか。それを選択した一人ひとりの人生をピックアップする本連載の第10回。

■「結婚ではなく、結婚式がしたいんじゃないだろうか」

「公務員夫婦って、はたから見ると経済的には勝ち組でしょうね。でも、結婚生活は真逆でした。元妻は典型的なモラハラ妻だったんです。まさか、自分がこんなドラマみたいな話の当事者になるとは思ってもいませんでしたね。結婚生活は8年間でしたが、僕にとっては空白の8年でした。もう二度と結婚したいとは思いません」

某中核都市で地方公務員として働く皆川実さん(仮名・47歳)は、そう言ってうなだれた。実さんは穏やかなタイプの男性で、39歳で結婚して、46歳で結婚生活に終止符を打った。

8歳年下の元妻の玲子さん(仮名)とは、職場の飲み会で知り合い、付き合い始めた。

「結婚することになったのは、元妻が勝手に式場の予約をしてきたからなんです。それでいつの間にか、元妻の親に会う日程を決められていました。周りから固められていった感じです。とにかく元妻は、結婚式への入れ込みが半端なかった。この人、結婚がしたいんじゃなくて、結婚式がしたいんじゃないだろうかって、途中から思い始めました」

しかし、年齢的に実さんも結婚を考えていたこともあり、結婚はそういうものだと自分で自分を納得させて、半ば玲子さんの迫力に押される形で結婚した。

玲子さんは、異様に豪華な結婚式にこだわった。

「当たり前のように一流ホテルでの挙式が決まっていきました。引き出物からケーキに至るまで、湯水のようにお金をかけていましたね。すべてにオプションを付けて、これはヤバいと思ったんです。

それで、『さすがにお金をかけすぎじゃない? 今後の生活のこともあるし、少し節約したほうがいいんじゃない?』と、やんわり諭したんですが、『あんたは私のこと、何も考えてない!』とキレられました。向こうの親にも『今だけは、娘を思って許してやってくれ』と泣かれたので、それ以降は何も言えませんでした」

結局、その費用の大半は、独身時代の実さんの貯金が充てられたのだった。

■家事分担をめぐって妻とバトル

玲子さんは、根っからの箱入り娘だった。

実家に里帰りするときは、両親が車で1時間ほどかけて、自宅マンションまで必ず送り迎えをしていた。娘は、甘やかして育てたと義理の両親も認めていた。同じ職場ということもあり、同僚から、玲子さんがわがままな性格だということは常日頃、聞かされていた。

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