東大生が教える「文章がスラスラ書ける」凄ワザ 文章が苦手な人は「情報収集」に問題がある

東洋経済オンライン / 2019年4月20日 7時40分

多くの人がアウトプットできないのは、「難しいことを語ろう」としすぎてしまっているからです。テニス初心者なのに「上級者向け」の内容の本を読んで、その内容を実践しようとしてしまっているからテニスがうまくならない。たったそれだけなのです。

ちなみに僕が東大に入って先輩からオススメされたのは、『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』という本でした。「マクロ経済学のテストでいい点を取りたいんだったら、まずはこの本から読み始めたほうがいいよ。そのほうが、いい答案が書けるようになると思う」とアドバイスをもらって、僕はそのとおりそのテストでいい点を取ることができました。

難しい本を読んだり複雑な情報をインプットしたからといって、いいアウトプットはできないのです。みなさんも、簡単な本から始めてみてはいかがですか?

■文章の中の「名言」を探してインプットする

STEP2:名言を探してインプットしよう!

さて、初歩的なインプットを進めていく必要性はご理解いただけたと思うのですが、具体的にはどのようなところに気をつけてインプットすればいいのでしょうか?

アウトプットできるようにするために、僕は「名言を探す」というインプットをオススメしています。

例えばどんな文章でも、どんな人の話でも、「力を入れて語っている部分」が存在します。それは、長さとしては短いかもしれませんが、その文章全体のことを表している重要な部分です。

オバマ前大統領は演説で「Yes, we can.」と語り、キング牧師は「I have a dream.」と語りました。最近だと東大の祝辞で上野千鶴子名誉教授が「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください」と語ったことが取り沙汰されていますね。どんな文章でも、全体の中で一際目立つ「名言」が存在する場合が多いです。

文章を聞いたり読んだりするときは、そういう「名言」を探してみましょう。それが、アウトプットにつながるインプットなのです。

例えば、次の文を見てください。みなさんなら、この中のどこが「名言」だと思いますか?

人間は、対等な相手からの話のほうが耳に入りやすいものだ。教育学の研究で、実は「教える」という言葉を使うよりも「共有する」という言葉を使ったほうが、生徒の学習効果が高いということがわかっている。たしかに我々の実感としても、上から目線で言われるよりも対等な関係性にある友達や先輩の言葉のほうが耳に入ってくると思う。

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