日本人の8割!「ねこ背」が体調不良の元凶だ ねこ背の仕組みを知り、自宅で対策しよう

東洋経済オンライン / 2019年4月27日 8時0分

ねこ背かもしれない……そう思ったことはありますか?(写真:buritora/PIXTA)

「自分はねこ背だ」

そんなことを気にしたことがありますか? 人は、自分が正しい姿勢なのか、悪い姿勢なのかということに、頻繁に意識を向けることはあまりないかもしれません。

でも、日本人の8割がねこ背、あるいは、ねこ背予備軍だと知ったらどうしますか? さらには、ねこ背が見た目の悪さだけでなく、頭痛、腰痛、肩こりや、自律神経の乱れといった、さまざまな不調をもたらす原因となっているとしたら?

そもそもねこ背はどのようにして起こっているのか、どうすればよくなるのか――。『ねこ背が治る! 寝たまま「耳ピタ」ポーズ』の著者である猫背矯正専門治療院V-Style代表の小林篤史氏が解説します。

■日本人の8割はねこ背、あるいはねこ背予備軍

自分が正しい姿勢であるか自信はありますか?

ここ数年、スマートフォンやタブレット型端末が普及し、子どもからお年寄りまで画面を見ることが増えました。もちろん、それを使用すること自体が悪いことではありません。でも、その様子を見ていると亀のように首だけを前に突き出していたり、肩を丸めたりしている人が少なくありませんし、すごく気になってしまいます。

IT機器が急速に広がった影響で首や肩、背中や腰などに張りを感じたり、「まぁ大丈夫だろう」と放ったまま凝りにまで発展し、整骨院やマッサージサロンに駆けつける人が増えました。

街中の人たちを観察してみると、やたらと「ねこ背」の人が目につきます。あくまで感覚値ですが、日本人の8割がねこ背、あるいはねこ背予備軍なのではないかと感じています。

もともと四足歩行と言われる人間が、二足歩行の生活を送っている時点で、ずっと不安定な状態を続けているのです。にもかかわらず、人の体は優れた補正力を持っていて絶妙にバランスを保っています。でも、それがあだとなり、ほとんどの人が「自分がねこ背である」ことに気づきません。

ねこ背はどんな仕組みで起こっているか知っていますか?

例えば、女性の中には気づかないうちに内股になっている人も多いでしょう。内股になると、骨盤が前に倒れて、お尻が突き出たようになります。そうなると、お腹を出してバランスをとり、さらにそのバランスをとるように反り腰になってしまいます。

人の体は、こういった「凸凹の法則」によって自然にバランスをとる仕組みになっています。

そういう人たちを診察すると、まず太ももの前側の「筋肉がひどく強張っている」ことが目につきます。強張りとは、筋肉が縮んだ状態でなかなか伸びず、スムーズな伸縮機能が働いていないシグナルです。それがひどい状態へと発展してしまうと凝りに悪化します。

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