慶応vs.早稲田、あまりにも違う"婚活モテ"事情 「オモシロ」重視、それともスペック重視?

東洋経済オンライン / 2019年5月8日 6時50分

ほかの大学出身者と同じく、慶応男性も女性に学歴の高さを求める傾向はない。ただし、その母親が息子の配偶者に4年制大学以上の学歴を求めるケースは少なくないようだ。

「とくに入会のときにお母様が一緒に来るケースでは、慶応のOBOGが主宰する結婚相談所と弊社を比較されたりします。ご両親も含めてフラットな考え方の人が多い早稲田男性とは対照的です」

異性の会員に公開するプロフィールで学歴を記入する際にも早慶で違いが見られる、と菅さんは明かす。早稲田男性は「大学名なんて結婚に関係あります?」と驚いた顔をする素朴な人もいるのに対して、慶応男性は大学名を自然に記入して公開することが多いのだ。慶応ブランドの威力をわかっているのだろう。

■慶応卒男性の”反論”

1990年に慶応大学を卒業して以来、大手メーカーで働き続けている山口正弘さん(仮名)は以下のように反論する。離婚歴のある彼は、数年前に短大卒の女性と再婚した。

「ちなみに元妻も短大卒です。僕は4大卒にこだわりはありませんでした。ただし、話が合わないことも多いので、専門学校卒・高卒の方とは恋愛に至った経験はありません。同じく短大卒の母も僕の結婚相手に対して高学歴を求めたことはなく、人柄重視というスタンスでした。

慶応=スマートなお金持ちが多いというステレオタイプ的なイメージが世間では強いですよね。確かに、創業社長の2世や3世といったお坊ちゃんお嬢さんもいるにはいますが、大半の人はそんなことはありません」

以前、筆者はこの山口さんにお見合い相手を紹介したことがある。その際、彼は大学名だけでなく、学部名や専攻に至るまでの詳細な学歴をメールしてきた。本人と母親が相手に学歴を求めていないのは真実だと思うが、自分自身の学歴の価値は十分に認識して活用している。もちろん、悪いことだとは思わない。婚活は総力戦なので、使えるものは使ってチャンスを広げるべきなのだ。

ブランドを大いに生かして高みを目指す慶応、好奇心の赴くままに生きる早稲田。婚活の場にも校風は出る。

『週刊東洋経済』5月11日号(5月7日発売)の特集は、「最強私学はどっちだ? 早稲田vs慶応」です。

大宮 冬洋:ライター

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