子どもを「勉強好き」に育てるとっておきの秘訣 「子は親の背を見て育つ」は科学的にも明らか

東洋経済オンライン / 2019年5月18日 7時40分

「どうしよう……うちの子勉強していない」と焦ることはないでしょうか?(写真:しげぱぱ/PIXTA)

スマホを渡したら最後、名前を呼んでも生返事、動画やゲームから目を離さない……。そんなわが子の様子に心配になる保護者たち。いまや、日本全国津々浦々で見かける光景でしょう。

拙著『マンガでよくわかる 子どもが勉強好きになる子育て』の主人公、みちるさんもご多分に漏れず、お悩み中。宿題もろくにしないでYouTubeにハマる息子の恭介くんが、あろうことか、「将来はYouTuberになりたい!」と言い出したのです。

■うちの子、どう見ても勉強していない…!

■不思議なおじいさんに出会う

堂々と「YouTuberになる」宣言をするわが子にショックを受けるみちるさん。ある日、ママ友たちから不思議なおじいさんの話を聞きます。なんでも、そのおじいさんに会った子どもたちは1人残らず勉強好きになるというのです。

怪しい話に警戒しながらも、恭介くんに何がなんでも勉強してほしいみちるさんは、そのおじいさんがよく出没するという公園に向かいました。

■5分でも勉強したら褒める?それだけ⁉

たまじいの当たり前すぎる回答に拍子抜けするみちるさん。構わずたまじいは続けます。

■脳科学的に子どもを勉強にハメる⁉

生半可な答えでは納得しないみちるさんに、ようやく脳科学者らしい回答を始めるたまじい。何かにハマっているとき、脳の中では、「ドーパミン神経系」が活動しているそう。たまじいによると、その活動を意図的にコントロールすることができるようです。

■ハマっている状態とは?

YouTubeにハマっている息子の恭介くんを心配するみちるさんですが、実はみちるさん自身、SNSにハマっていました。恭介くんがYouTubeにハマるのも、みちるさんがSNSにハマるのも、どちらも同じ「線条体」の働きによるものとたまじいが解説を始めます。

何かにハマっている状態のとき、脳の中では、「ドーパミン神経系」が働いています。ドーパミン神経系は、興奮したり、快を感じたり、達成感を得たり、褒められても活動することが知られていて、報酬系と呼ばれることもあります。恋をしても、ごちそうを食べても、危機を回避しても、何かを達成しても、美を感じても、結局ドーパミン神経系が働きます。ドーパミン神経系は快感の主役であり、ハマりの主役でもあります。

報酬系は脳の奥の腹側被蓋野(ふくそくひがいや)から側坐核(そくざかく)を経由して前頭葉(ぜんとうよう)に向かっています。もう1つのドーパミン神経系は黒質(こくしつ)から線条体に向かっています。線条体の腹側(下側)には、快感系のドーパミン神経が線条体にアクセスする場所があります。ここで放出される「快」と線条体の「行動」が結び付き、それが繰り返されると、線条体は予測的に発火するようになります。これが「ハマっている状態」です。

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