「日産デイズ」と「三菱ek」乗ってわかった実力 それぞれの車種の違いを体感した部分とは

東洋経済オンライン / 2019年5月31日 13時0分

3月下旬に発売した三菱自動車の新型軽自動車「ekワゴン」(右)と「ekクロス」(筆者撮影)

今回紹介する軽自動車は、日産「デイズ」、三菱「ekワゴン&ekクロス(X)」の2台。この2台はいわゆる車高を高めた「ハイトワゴン」に分類される。ちなみに、デイズ&ek系よりもさらに車高の高いモデルは「スーパーハイトワゴン」(例/ダイハツ「ウェイク」やスズキ「スペーシア」など)と呼ばれ、車内が広いことから容積型とも言われている。

ご存じのようにデイズとek系の2台は、日産と三菱の合弁会社である「NMKV」の手によるもので今回が2代目。2013年に登場した初代デイズ&ek系は三菱が主導して開発が進められたが、2代目は日産が全面に出て企画、開発が行われた。なお、製造は初代と同じく三菱の水島製作所で行われる。今回は、デイズとek系の2台を同日に公道で試乗することができたのでその様子をリポートしたい。

■3種類の搭載エンジン

試乗したグレードは、デイズが2モデルで「ハイウェイスターX」と「ハイウェイスターGターボ」、ek系は3モデルで「ekワゴン G」「ekクロス G(4WD)」「ekクロス T(4WD)」。日産、三菱両社の開発者に伺ったところ「デイズとek系の2台では、グレード構成や装備にこそ差はありますが、走行性能に関しては変更点がありません」とのこと。

グレードはデイズでは標準的なスタイルの「スタンダード」に「S」と「X」が、シャープなスタイルの「ハイウェイスター」には「X」と「G」がそれぞれ用意される。ek系では標準的なスタイルのekワゴンが「M」と「G」、デイズではハイウェイスターに相当するスタイルのekクロスでは、「M」と「G」、そして「T」をラインナップする。

試乗の前に搭載エンジンについて。デイズ&ek系はグレードによって、通常の①「NAエンジン」、それにモーターを組み合わせた②「NAエンジン+ハイブリッド」、さらにターボエンジンにモーターを組み合わせた③「ターボエンジン+ハイブリッド」の3種類が用意されている。

この3種類のエンジンのうち、デイズのSとX、ekワゴンのMとGが①を、デイズのハイウェイスターX系、ekクロスのMとGが②を、デイズのハイウェイスターG系とekクロスのTが③を搭載する。

最初に試乗したのは、ekワゴンのG(搭載エンジンは①)のFFモデル。結論からすると先代からもっとも進化したのが①を搭載したグレードで、日常走行での運動性能には不足がなかった(ドライバー1名での試乗)。開発陣に伺うと、ともに新開発のエンジン&CVT(トランスミッション)は、こうした日常走行での走行フィールを第一に考えて設定したとのこと。

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