業界別で見る「就活生に人気の企業ランキング」 9業界のランキングで見る人気の企業とは

東洋経済オンライン / 2019年6月30日 7時20分

商社の就職人気ナンバーワンは伊藤忠商事。

大学4年生(2020年卒)の就職・採用活動は、7月を前にしてほぼ終盤戦になっている。今は、中小企業が採用活動を行っているほか、内定を得ている学生が、もっといい企業がないかと、就職活動をする「第2ラウンド」に入っている。

一方、すでに3年生向けの夏のインターンシップ募集が本格化しており、毎週末には、各就職情報会社がインターンシップセミナーといった合同企業説明会を開催している。

■金融業界のトップは日本生命

学生は、どんな企業があるかという、リサーチの段階かもしれないが、企業を見つける前に、「行きたい業界」を選ぶのがセオリーだろう。ではその行きたい業界にはどんな企業があって、どこが人気なのか――。4月12日の配信記事「2万人の就活生が選んだ『就職人気ランキング』」で、2020年卒生の間で人気になっている企業を紹介した。今回は、それを業界別に分けてランキングした。

ランキングは、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所の調査を基にしている。同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録している学生のうち2万2028人(うち文系1万8424人)が回答した結果だ。調査期間は2018年10月1日から2019年3月31日までとなっている。

業界別にランキングを見ていこう。

金融業界のトップは日本生命保険(総合4位)、2位は大和証券グループ(総合5位)という順になった。現在、メガバンクを中心に人員や採用数の削減を進めており、そうした影響で、金融の人気が下がっているといわれる。確かに、3位のみずほフィナンシャルグループ(総合7位)や4位の三菱UFJ銀行(総合12位)が、一昨年まで総合ランキング首位の座に居続けていたが、昨年、首位の座を全日本空輸(ANA)に明け渡した。

しかし、それでも金融業界の人気はまだまだ残っており、総合ベスト10のうち、3社が金融業界だ。

マスコミは、1位博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ(総合11位)、2位ジェイアール東日本企画(総合15位)と、広告代理店が上位を占めている。ただ、広告代理店の最大手・電通は2015年に起きた、新人女性社員の過労死事件が、なお学生の脳裏には残っているようで10位(総合56位)にとどまっている。

自動車・機械・電気機器といったメーカー系企業を集めた業界区分のトップはソニー(総合70位)になっている。理系学生の人気が高いが、それでも総合70位という順位だ。トップ100に入ったのもソニーだけで、2位トヨタ自動車(総合109位)、3位日立製作所(総合118位)でさえも人気上位100社に入らないというのが現状だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング