「自民党のSNS」に若者がひとこと言いたいワケ 若者との接点を作るにはどうしたらいいか?

東洋経済オンライン / 2019年7月11日 7時40分

原田:メディアの危機だとも思うんだけど、今の若者たちは本当にニュースを見なくなっているからそれをツイートしても若者たちの関心は引けないんだね。じゃあ逆に、何がツイートされてたら君たちはフォローする?

丸山:リンクが貼ってあってもなかなか飛びませんよ、若者は。言いたいことがあるならイラストにして画像4枚で完結させるとかがいいと思います。同じ内容を伝えるのでも、このようにもっと方法がある気がします。

原田:確かにリンクに飛ぶのはよほど関心がある人だけかもしれないね。そのことを主張したいのなら、他の人が言っていることをリツイートしたりリンクを貼るだけじゃなく、自分の手で加工したり、イラスト化したり、もっと労力をかけないといけないんだね。

須藤:もっと政党はTwitterのアンケート機能を活用したほうがいいと思います。フォロワーさんに何か質問をして、結果がパーセンテージで出る。アンケートをとっただけなのに自分も参加している参加感も出るし、質問の選択肢のなかに自分が納得できる意見が含まれていたら、もしかして政策で自分の意見が採用されるのかなって思いますね。ただ、質問はあくまでライトなものがいいかと。あまり重い質問だと学生は引いちゃうと思います。

学生さんが今困ってることはなんですか?みたいな。恋愛とか、お金とか、就職とか、先々の結婚とか。それだと「ああ、私たちのことも考えてくれてるんだな」って感じられます。

原田:「参加感」「自分たちの意見を取り入れてくれる感」を学生に感じさせること。そのためにはTwitterやインスタのアンケート機能を活用するなどする。また、学生だけにホットなイシューを取り上げることなどして、「若者のことを見ている姿勢」を打ち出すことが大切なんだね。

マーケティングの世界では、この10年くらいで「自分事」というキーワードがホットになったけれど、昔の学生よりもさらに今の学生は、この「自分事化」を感じられないと政治や政党に向くことはないかもしれないね。

■首相官邸インスタが好評のワケ

松崎:首相官邸のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)が話題になってましたね。スタンプやハッシュタグの活用など、女子高生レベル……というかインスタグラマー並みに凝ったストーリーズを投稿しています。イベントごとにストーリーズがアーカイブ化もされてますし、たしかにこのテクニックはすごい。大学生同士でこの話題が出たときも、ポジティブな意見が多かったですね。首相官邸の「堅苦しい」「おじさん」イメージをうまく払拭していると思います。

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