鈴木奈々の人気を脅かし始めた新鋭4人の実力 元AKB・SKE、元なでしこ狙う「女王の椅子」

東洋経済オンライン / 2019年7月11日 18時0分

「ポスト鈴木奈々」となりうる新鋭女性タレントとは?(写真:つのだよしお/アフロ)

ここ数年、女性のモデルやアイドルなどがバラエティ番組に出るケースが増えてきました。容姿端麗であるうえに、バラエティでとぼけた面白さを出してくれる彼女たちは「テレビの華」とも言える存在です。現在でも、藤田ニコルさん、滝沢カレンさんをはじめとして多くの人がテレビに出ています。

そんな中でも、モデルやアイドルであるにもかかわらず、バラエティ番組で体を張って笑いを取りに行く人も出てきています。その先駆けとなったのがモデルの鈴木奈々さんです。彼女は一時期まではバラエティの女王として君臨していました。

■体張ることも辞さない「できる女」

鈴木さんの魅力は、天性の明るさと落ち着きのなさです。とにかく挙動不審で動きが激しく、テレビのフレームをはみ出しそうなほどの勢いがあります。話し方もややうるさくてしつこい感じもしますが、実はさりげなく本質を突くような的確なことも言っていたりします。バラエティ番組の枠の中で「おバカ」の役割を演じきれる「できる女」という一面もあるのです。

また、体を張ったリアクション芸も得意としています。芸人たちにまじって、体当たりロケに挑んだり、過酷な企画をこなしたりすることもあります。「オールスター感謝祭」(TBS系)では、全身タイツで体中をローションまみれにして坂を登る競技に参加し、女性芸人たちにまじって一歩も引かない健闘を見せて話題になりました。

以前、仕事でテレビ局を訪れたときに鈴木奈々さんを見かけたことがあります。彼女の楽屋の前を通りかかる人全員に「鈴木奈々です!よろしくお願いします!」と、全力の大声で機械のようにあいさつを繰り返している姿が印象的でした。裏でもそのキャラクターを押し通す彼女にタレントとしてのプロ意識の高さを感じました。

芸人でもないのに、芸人よりも体を張る女性バラエティタレントというのは、ある時期までは鈴木さんのほぼ独占市場でした。しかし、近年、それが揺らいできています。鈴木さんに代わって台頭している女性タレントは、それぞれが違った個性を持ち、鈴木さんの立場を脅かす存在になりつつあります。

まず、鈴木さんのおバカキャラ路線を受け継ぐ存在として華々しい活躍をしているのが、元サッカー女子日本代表の丸山桂里奈さんです。彼女は、2011年にワールドカップを制した「なでしこジャパン」のスーパーサブとして知られていました。オフサイドのルールすら理解していないのに、本能的な動きで鮮やかにゴールを決めていく様子は圧巻でした。引退後、彼女はタレントに転身して、天性のおバカキャラで人気になりました。

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