女子高生が愛用する「勉強に役立つ手帳」の正体 社会人にも役立つ最強のアウトプット勉強法

東洋経済オンライン / 2019年7月16日 18時0分

女子中高生の間ではやっている「スタディプランナー」という手帳をご存じでしょうか? この手帳を使った勉強効率を上げる7つの方法を紹介(写真:土風/PIXTA)

今、コクヨやいろは出版の「スタディプランナー」という手帳が女子中高生の間で大流行しています。毎日の勉強の記録をおしゃれに書き残せるこの手帳は、年間1万〜2万部売れればよしとされる手帳市場において、わずか半年で10万部の大ヒット。

【2019年7月19日12時20分追記】初出時、スタディプランナーの発売元を1社のみに限定して表記していたので、上記のように修正しました。

「そんな暇があったら勉強したほうがいいのでは」と大人は思ってしまいがちですが、40万部ヒットの書籍『学びを結果に変える アウトプット大全』の著者であり精神科医の樺沢紫苑氏は、「スタディプランナー」を使った勉強法を推奨しています。社会人にも使える最強のアウトプット勉強法とは?

■「楽しい」ほうが効率がいい

学びにおいて最も重要なのは、「楽しんでやる」こと。楽しいと感じると脳内ではドーパミンが分泌され、やる気や記憶力がアップします。一方で、やらされ感を感じながら嫌々やっていると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

目標やスケジュールをかわいらしく書き込める「スタディプランナー」は、勉強の中に「楽しい」を盛り込むのにうってつけ。学生をはじめ、資格や語学の勉強をする社会人にもおすすめです。勉強効率を最大限に高める使い方とその理由を、7つに分けて解説していきます。

①「ちょい難(むず)」の目標を設定する

「スタディプランナー」は、1日・1週間・3カ月・1年など期間ごとの計画を書き込める仕様。まずは自分の最終的なゴールと、そこにたどり着くまでの目標を細分化して書きましょう。

ドーパミンは、目標を達成できたときだけでなく、目標を立てるだけでも分泌されます。目標の達成までイメージできればベスト。宝くじを買ったとき、まだ当たってもいないのにワクワクしますよね。「もし当たったら何に使おう」とイメージすればするほど、ワクワクが高まってドーパミンが増えるのです。

ちなみに、目標設定は「ちょい難」が目安。「今日は問題集を3ページやる」といったすぐ終わってしまうような目標では、簡単すぎてドーパミンは出ません。反対に、「100ページやる」といった無謀な目標もまた、立てた瞬間に「無理だ」と無意識に思ってしまいドーパミンは出ません。高すぎる目標に挑むと「危険領域」に突入し、かえって不安などのマイナス感情が生まれてしまうのです。

一生懸命やればできるけれど、怠けるとできない。自分の能力ギリギリの「ちょい難」目標のことを「学習領域」と呼び、そこに挑むことでドーパミンは最も分泌されます。いきなりベストな目標を立てることは難しいので、やりながら調整していきましょう。

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