新型「MAZDA3」乗ってわかった最新進化の実力 加速感や乗り心地はどのように進化したのか

東洋経済オンライン / 2019年8月15日 7時30分

今年5月に販売を開始したマツダの「MAZDA3」(筆者撮影)

マツダの第7世代商品群が送り出された。記念すべき第1弾は今回紹介する「MAZDA3」で、アクセラから車名を改め5月24日に日本国内での販売を開始している。

ボディタイプはスタイリッシュな4ドアセダンと、ファストバックを名乗るハッチバックの2タイプ。すでに発売から2カ月以上が経過しているため試乗レポートがおおよそ出そろっている感もある。

ただし、現時点でメディア向けとして用意された取材可能なグレードは限定的で、さらに公道での試乗は行えていない。よって今回はクローズドコースで限られた内容のレポートになることをお断りしておきたい。

■垣間見えたマツダの方向性

試乗がかなったのは複数あるパワートレーンのうち2.0Lガソリンと1.8Lターボディーゼル搭載モデル。駆動方式はいずれも前輪駆動のFF方式でトランスミッションは6速ATだ。現時点、ファストバック専用エンジンである1.5Lガソリン搭載モデルは、マツダの正規ディーラーでは試乗できるようだが、メディア向けにはいまだ車両準備が整っておらず試乗できていない。

また、鳴り物入りで登場したSPCCI(Spark Controlled Compression Ignition/火花点火制御圧縮着火)方式のSKYACTIV-X搭載モデルについては、一部メディア向けに海外で実施された試乗イベントのみで、残念ながら筆者は実車の確認がとれていない、といったところが赤裸々な事情だ。

それでも筆者はマツダファンのひとりだ。初代NA型、現行ND型ロードスターと乗り継いでいることから、一日も早くMAZDA3の公道における走行性能を確認したいと願っている。今回はクローズドコースで走行シーンも、試乗時間も限られたのは残念であったが、それでも第7世代が目指すマツダの方向性は垣間見ることができた。

SKYACTIV-Xについては、走行性能など含め詳細は海外試乗会に参加されたメディア陣営が詳しいが、筆者も2017年10月にプロトタイプながらマツダの美祢自動車試験場(山口県美祢市)で試乗し、開発を担当された技術者へのインタビューも行っている。

そのプロトタイプ車両ではSKYACTIV-Xエンジンのほかに、プラットフォーム全般やドライビングポジションに至るまでの新しい考え方である「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」や、安心感の高い車両の安定性を生み出す「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」など、まさに今回のMAZDA3が搭載している新たな意味的価値を体感することができた。

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