年収1000万円、45歳男性の再婚に感じる「課題」 同年収、10歳年下の妻と出会えた“幸運"

東洋経済オンライン / 2019年8月23日 7時30分

バツイチ45歳の男性が、10歳年下の女性と再婚できたのは相手選びの基準にあった。その基準とはいったい……?(イラスト:堀江篤史)

東京・西新宿のカジュアルな中華料理店で、今年3月に10歳年下の女性と再婚したばかりの瀬戸隆一さん(仮名、45歳)と向き合っている。やや色黒で中肉中背、つぶらな瞳で、物腰は柔らかい。2年前の冬に離婚を経験したが、そのことに関して語るのは控えたいという。

「子どもがいるからです。前の妻が育てていますが、僕も養育費を払っています。以前の結婚生活や離婚理由などについては勘弁してください」

丁寧だが断固とした口調である。聞けば、隆一さんは専門職のエリート会社員。年収1000万円超らしい。できることとできないことをあらかじめきちんと相手に伝える習慣が身に付いているのだろう。

晩婚さんにはいろいろな過去がある。記事に書いてほしくないことを無理に言う必要はない。離婚した後、また結婚がしたくなった理由から聞かせてほしい。そのように頼むと、隆一さんは昨晩に思い出したという「ネタ」を笑顔で披露してくれた。

■「恋っていいな」と思って…

「きっかけは去年の5月にNetflixで『あいのり』を観たことです。男4人女3人で旅をしながら、途中で告白をしたりする番組ですね。不覚にも泣いてしまいました。恋っていいなって。週末だったので1晩で10話も観てしまいました。翌朝、なんとなく再婚を考え始めたんです」

ちょっとできすぎたエピソードであるが、隆一さんは「懲りない性分」で寂しがりでもあるのは本当のようだ。子どもがいる家庭の楽しさも経験しており、1人で過ごす生活はつまらないと感じていた。

「ちゃんと婚活しようと思うまでは、近所のバーなどでなんとなく女の子を探していました。今日のように夜に飲みに行くのは好きなほうなので。でも、酒場には女性が少ないか、いたとしてもやさぐれた雰囲気の特殊な女性が多いと感じました」

自分も人恋しくて酒場に行っているのに、同じような女性のことは「やさぐれている」と評価する。隆一さんは少し保守的な男性なのかもしれない。ただし、彼には自分が目指したい独身女性がいるところに身を移し、正しい行動をとる賢さがあった。

「結婚相談所に入会したのは去年の6月です。僕は年下を好きではありませんが、恋愛対象になりそうな人は結果的に4、5歳年下の女性でした。なぜなら、僕と同じぐらいの年齢まで結婚していない人は、それまで誰からも選ばれなかった人か、機会はあったのに決断力不足で結婚に進めなかった人のどちらか、だからです。あと、できれば子どもが欲しいので同世代はどうかな、という気持ちもありました」

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