2020年の米大統領選は「3月3日が超重要」なワケ 投資にも絶対に役立つ米大統領選の予備知識

東洋経済オンライン / 2019年9月14日 8時50分

トランプ大統領は8月のニューハンプシャー州の集会で民主党のジョー・バイデン候補を「スリーピー・ジョー」とディスって笑いをとった。すでに2020年の大統領選は始まっている(写真:ロイター/アフロ)

ちょっと気が早いかもしれないのだが、そろそろ来年のアメリカ大統領選挙を取り上げてみたい。ちょうど12日は、3回目の民主党大統領候補による討論会が行われたところだしね。早過ぎる、なんてことだけはけっしてないはずである。

何より今のトランプ大統領は、「再選されること」を最優先課題としてあらゆる政策判断を行っている。

日々繰り返されるトランプ氏のお騒がせ行動を読み解くためには、「2020年選挙」について知っておく必要がある。これがまあ、なんとも長いなが~い戦いなのだ。

■2020年の米大統領選、東京五輪の時期は「休戦」

次に大統領選挙が行われるのは、来年11月3日火曜日である。投票日は、「4で割り切れる年の11月の第1月曜日の次の火曜日」と決まっている。だからかならず夏のオリンピック大会と重なる。来年の選挙日程をご覧あれ。東京五輪の時期はちゃんと外して日程が組み立てられている。これも「毎度おなじみ」の光景で、今年は二大政党が五輪日程をサンドイッチして党大会を開催する。2004年(アテネ大会、共和党のブッシュJr.大統領再選)や1992年(バルセロナ大会、民主党のクリントン候補勝利)と同じパターンですな。

〇2020年アメリカ大統領選挙日程

2月3日 アイオワ州党員集会
2月11日 ニューハンプシャー州予備選挙
2月22日 ネバダ州党員集会
2月29日 サウスカロライナ州予備選挙
3月3日 スーパーチューズデー(カリフォルニア、テキサス、ほか11州が開票)
3月10日 ミシガン、オハイオほか4州で予備選挙、ノースダコタ州党員集会
3月17日 アリゾナ、フロリダ、イリノイ州予備選挙
3月24日 ジョージア州予備選
4月4日 アラスカ州、ハワイ州、ルイジアナ州
4月7日 ウィスコンシン州予備選挙
4月28日 ニューヨーク州ほか5州
7月13-16日 民主党大会(ウィスコンシン州ミルウォーキー)

(7月24日-8月9日 東京五輪大会)

8月24-27日 共和党大会(ノースカロライナ州シャーロット)
9月末-10月 テレビ討論会(大統領候補3回、副大統領候補1回)
11月3日 一般投票・開票

候補者選びのプロセスは、来年2月に行われるアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選挙で始まる。ときには無名の候補者が、この2つの州で勝利してそのまま大統領候補への道をかけ進む。だから候補者は1年以上前から、この2つの州を入念に遊説して、選挙活動を行うことになる。

■4000万人のカリフォリニア州が日程を「前倒し」

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