プロ直伝!お酒は「飲む順」で最高に美味くなる マンネリ飲酒から脱却するための「新常識」

東洋経済オンライン / 2019年9月17日 7時30分

お酒をよりおいしく飲むための「おいしい順序」をご存じですか?(写真:ぱぱ〜ん/PIXTA)

EPA(経済連携協定)が日本・欧州間で発効された影響で、2月からワインの関税が撤廃され、一昔前では考えられないくらい、おいしいワインがお手頃価格で手に入るようになりました。

ワインに限らず、今、日本の酒市場は劇的に変化しています。こだわりの酒屋に行けば、“個性派”の地酒がずらりと並び、街に繰り出せば気軽な1杯を楽しめるお店から、最高の1本が体験できる本格派のお店までがより取り見取り。技術の向上や若い人の活躍で新しい味が生まれたり…。

ここにきて“酒飲み環境”がぐっと活性化しているのです。長年、酒の仕事に携わってきたプロの目から見ても、これほど「楽しい」時代はいまだかつてありません。

もちろん酒飲みの先人たちから受け継がれてきた“伝統”と“常識”も大切です。理にかなったもの、正しい知識が数多くあります。ただ一方で、もっとおいしく飲む方法があるのに、常識に縛られていてもったいない、と思うことがたくさんあるのも事実です。

そこで今回の記事では、よりおいしく飲むための、ちょっとしたコツについてご紹介します。

■「飲む順序」でここまで変わる

普段、みなさんはどんな飲み方をしていますか? 残暑の今だと、いつもの冷え冷えワインや焼酎割、発泡缶ビールで、“マンネリ飲酒”になっている方もいるでしょう。慣れた飲み方もいいですが、もっと楽しい飲み方はないか、と思うときもあるのではないでしょうか。

そんな人に伝えたい、ちょっとしたコツがあります。ぜひ押さえていただきたいのは、「飲む順序」です。

実は、1回の食事の中でお酒をよりおいしく飲むための「おいしい順序」というものが存在します。それは、

「アルコール度数の低いものから高いものへ」
「味の軽いものから重いものへ」
「酸味のあるものから甘いものへ」

という順序、です。

どんなお酒でも、まずは喉の渇きを潤すような、爽やかでみずみずしいタイプのお酒から始めます。そして、少しずつ重く濃いタイプ、個性の強いタイプのお酒へと進めていく。コース料理の順番もそうなっているように、お酒もよりおいしく感じるため「飲む順序」が必要なのです。

【ワインの場合】

例えば、今日はワイン!という場合。最初は、爽やかなスパークリングや、甘酸っぱくジューシーな白ワインで喉の渇きを潤しましょう。そして、次に食事に合わせてドライな白ワインへ。

その後、ほどよく軽く飲みやすい赤ワインに進み、最後は濃厚で重い赤ワインを楽しむ。余裕があれば、最後に甘口のワインや蒸留酒で締める。こんな順序で進んでいくと、さまざまなタイプのワインやお酒をいっそうおいしく楽しく味わえるはずです。

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