42歳女性が「結婚恐怖症」をついに克服したワケ 第一印象は「無理!」だった相手との“良縁"

東洋経済オンライン / 2019年10月4日 6時50分

2度目のスピード婚をした女性にお話を聞きました(イラスト:堀江篤史)

28歳のときにスピード結婚とスピード離婚を経験し、「結婚恐怖症」になっていたと自己分析する女性がいる。2年前に10歳年上の男性と再婚した鈴木美里さん(仮名、46歳)だ。

出会ってから7カ月後に再婚しているのだから、またしてもスピード結婚と言えるだろう。最初の結婚とどんな違いがあるのだろうか。いろいろ聞いてみたい。

■失敗した初めての結婚の経緯は…

「結婚はしたいけれど、また失敗したくないと思って逃げていたんだと思います。結婚指輪や『ゼクシィ』を見るのすら嫌でしたね。出雲大社のお参りやヒーリングも経験しましたが、結局のところは時間で癒えたのだと思います。10年かかりました」

勢いよく話す美里さん。笑顔を絶やさず、こちらにも気遣いをしてくれる女性だ。失敗を恐れるような人物には見えない。当時の美里さんは激務で知られる華やかな業界で働いており、結婚生活よりも仕事に打ち込みたかったのかもしれない。

最初の結婚相手を仮に真治さんと呼ぶことにする。同じ会社で働く4歳年上の先輩だった。交際後4カ月で結婚した理由を、美里さんはやや露悪的に振り返る。

「所属する班が違っていたので、お互いの顔を知ってはいても話したことはありませんでした。あるとき帰り道にバッタリ会って飲みに行くことになり、そのまま付き合うことになったんです。好きになったわけではありません。スペックが私にちょうどいいなと思いました。早稲田や慶応などの一流大卒だと萎縮してしまうけど、彼は手ごろな大学の出身です。

私はあまり男性経験がなくて、どんな男性が自分に合うのかがわかりませんでした。28歳という年齢で焦っていたので、このへんで手を打とうと思ってしまったんです」

結婚後、真治さんとは常識すら合わないことが判明する。待ち合わせに2時間も平気で遅れてくる彼を問い詰めると、「雪を見ていたんだ」と返されたことがある。悪い人ではないが、感性重視すぎる。聞けば、今までの恋人も同じような感覚。相手は3時間遅れでやってきて、1時間待ってくれたことを感謝されたらしい。

本人以上に「合わない」と感じたのは、その母親だった。平日の朝7頃に電話をかけてきて、美里さんととりとめのない話をしたがる。その頃の美里さんは終電どころか始発電車で帰宅するような日々。とても相手ができないと断ると、「うちで一緒に住もう。根性をたたき直してあげる」と言われた。同じように忙しい真治さんはそのまま自宅で暮らし、「嫁」だけが夫の実家に移るという提案だ。美里さんが受け入れるはずはない。

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