「3時間睡眠でも毎日元気な人」の超簡単な習慣 取り除くべきは体の疲労よりも脳疲労だった

東洋経済オンライン / 2019年10月14日 7時40分

翌日に疲れを持ち越さない、「質の高い睡眠」をとれていますか?(写真:Ushico/PIXTA)

「仕事が忙しくて、十分な睡眠時間がとれない」「たくさん寝ても疲れがとれない」「布団に入っても眠れない」……。睡眠に関して、多かれ少なかれ問題を抱えている人は想像以上に多いようです。

近年では「睡眠負債」という言葉も浸透してきていますが、「ただたくさん眠ればいいわけではない」と言うのは『誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠®メソッド』著者の松本美栄さん。短時間で良質の睡眠をとるコツとは?

■質の高い睡眠とは?

「睡眠負債」は、睡眠不足が蓄積されていき、やがて心身に深刻なダメージを与えるという意味で使われているようです。

確かに、いい睡眠がとれない状態が続けば、健康上のリスクになることは間違いありません。ですが、ただ「長時間眠ればいい」というわけではありません。逆に、「睡眠時間が短いこと=負債」というわけでもないのです。実際、「割と寝ているのに疲れがとれない……」という人は多いのではないでしょうか。

睡眠に大切なのは、“量”ではなくて“質”です。深く十分に眠れていれば、短時間でもしっかり体力が回復し、すっきりと目覚めることができます。「8時間睡眠が必要」とか「7時間半が最適」といったさまざまな説がありますが、「〇時間眠らなければいけない」といった思い込みは必要ありません。

“質の高い睡眠”とは、「入眠から30分以内に、最も深いレベルのノンレム睡眠状態に入って、一定時間深い眠りの状態を維持した睡眠」と定義されています。

ご存じの人も多いと思いますが、人間の眠りには浅い「レム睡眠」と深い「ノンレム睡眠」があります。いくら長く寝ても浅いレム睡眠が続いているようならば、疲れはとれないままです。また、深い睡眠をとれている人でも、眠りが深くなるのに時間がかかってしまえば、全体としての睡眠時間は長くなってしまいます。

つまり、ストンと眠ってすぐに深い眠りにたどり着き、それが持続することが”良質の睡眠“だということ。睡眠の質が高まった結果として、睡眠時間は短くなることが多いため、私はこれを「濃縮睡眠」と呼んでいます。

実際、以前は8時間以上寝てもまったく疲れがとれなかった私自身も、睡眠を改善した現在は、3時間睡眠で元気に活動しています。

では、この「濃縮睡眠」を実現するためには、具体的にどんな生活改善をすればいいのでしょうか。

大きなポイントの1つが、“脳疲労を取り除くこと”です。

「え? 体の疲れじゃなくて、脳の疲れ?」と思いましたか? ですが、考えてみてください。現代社会では、体力を使う仕事はどんどん機械に置き換わり、机に座って、体を動かさずにする仕事が増えています。それにもかかわらず、これだけ疲れている人がいます。

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