「50代で再婚できる人」とできない人の明確な差 シニア世代の婚活ニーズが増えてきている

東洋経済オンライン / 2019年11月29日 7時25分

「婚姻歴がある方のほうが、お相手がいる楽しさをわかっているというのはあると思います。『スーペリア』会員の場合、アドバイザーが言うまでもなく、人生を半世紀近く過ごしてきた男女だからこそわかり合える、価値観の近い方を探そうという方が少なくありません」(オーネット長岡さん)

■婚活を始めるタイミングは?

では、どのようなタイミングで婚活を始める人が多いのだろうか。

「お相手が長く病気や介護状態だった方は、相手の方が亡くなった後、割とすぐに始められます。突然亡くされた方はしばらく時間を置いてから始められることが多いです。長い間1人で過ごしてきても、病気やケガをきっかけにパートナーが欲しくなる方も結構いらっしゃいます。

顕著なのは東日本大震災の後です。『自分がやりたいことをしよう』『心残りがないようにしよう』と考える人が増えました。不安感から『誰かと支え合って生きよう』という発想になるようです」(茜会北村さん)

女性の中には、子どもが独立した途端、「誰かに必要とされたい」「食事や掃除などをしてあげたい」と思って始める人もいるのだという。

満足のいくパートナーは、探し始めてからどのくらいで見つかるものなのだろうか。

「あくまでデータ上のボリュームですが、『スーペリア』の場合は、ご自分のペースで活動されている方が大半なので一概には言えませんが、早い方だと2カ月~半年でパートナーを見つけられています」(オーネット長岡さん)

では、うまくいく人の事例、なかなかうまくいかない人の事例を見てみよう。

■婚活がうまくいく人、いかない人

婚活がうまくいった人の事例

【東京都在住、59歳のAさん/男性】

10年前に妻を亡くし、当時13歳と8歳だった息子を男手1つで育ててきた。Aさんの仕事は法人職員。昨年、下の息子が大学に入ったことをきっかけに、婚活をスタート。約1年活動し、今年成婚に至った。

【東京都在住、47歳のBさん/女性】

2年前に離婚。子どもはいない。前夫とはかなわなかった、安定した穏やかな家庭が築ける相手を希望。Aさんを紹介され、1度面会するが、その後も婚活を継続。2~3人の方と会った後、「Aさんともう1度会いたい」と思い、連絡先を交換していたので、思い切って連絡。交際に発展し、成婚。現在は、Aさんと同居し、彼の息子さんたちの世話に奮闘中。

【東京都在住、63歳のCさん/男性】

2年前に離婚。子どもはおらず、両親もすでに他界。大学卒業後から務めてきた会社で、現在は役員をしており、年収は1900万円。定年退職するまでに再婚したいと活動を開始し、5カ月の活動の後、成婚。食材はデパートや専門店で吟味して購入するなど、価値観が合い、家庭的な女性を希望していた。

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