NHK朝ドラ「ん」入るタイトルがやたら多い理由 蘊蓄100章で綴る連続テレビ小説の全貌

東洋経済オンライン / 2019年12月2日 17時0分

41. 初期の作品が残されていないのは、当時ビデオテープは高価で何度も上書き録画で収録されていたため

42. 第6作『おはなはん』は実在の人物をモデルに女一代記を描く連続テレビ小説のスタンダードを確立した作品

43. 『おはなはん』の明るいヒロイン像は国民的人気となり、放送時間には水道使用量が激減する現象が起こった

44. 『おはなはん』最終回は80代の主人公がこのドラマの第1話を見る場面で終わるが、これは実話に基づいている

45. 同じようにドラマの中でそのドラマが登場するシーンはほかに『カーネーション』でも見られる

46. 『おはなはん』は人気の登場人物の死に際して視聴者から放送局に助命歎願が殺到した最初の作品でもある

47. 舞台となった愛媛県大洲市には作品にあやかり名付けられた「おはなはん通り」が現存している

48. 第7作『旅路』は北海道の鉄道員の物語。作品に登場した蒸気機関車は京都・梅小路機関車館に保存されている

49. 朝ドラがカラー作品になったのは第8作『あしたこそ』から。現代を舞台にした初めての作品でもある

50. 『雲のじゅうたん』は飛行士を目指す女性が主人公。朝ドラヒロインの典型である特定の職業を志し奮闘する女性が初めて登場した作品

51. “食”の道を究める主人公の第1号にあげられるのが第20作『風見鶏』でヒロイン松浦ぎんが目指すパン職人

■歌詞入りの曲が初めて使われたのは1984年『ロマンス』

52. 『風見鶏』の松浦ぎんは、朝ドラ史上初めて国際結婚をするヒロインでもある

53. 食をテーマの1つとした作品はほかに『京、ふたり』の漬物、『あすか』の和菓子、『てっぱん』のお好み焼き、『まれ』の洋菓子、『まんぷく』のラーメンなど数多い

54. 初めて歌詞入りの曲、いわゆる主題歌がオープニングテーマに使われたのは第32作『ロマンス』で芹洋子と主演の榎本孝明が歌う『夢こそ人生』

55. 1980年代は『ロマンス』『心はいつもラムネ色』『いちばん太鼓』と男性主人公の作品が復活

56. 平成以降で“男性単独”主演は第44作『凛凛と』、第53作『走らんか!』の2作

57. 『凛凛と』はテレビジョンの開発に情熱を注いだ川原田政太郎をモデルとする青春群像劇で外国ロケも敢行

58. ニッカウヰスキー創業者夫妻がモデルの『マッサン』では19年ぶりに男性が主役に。外国人ヒロインは史上初

59. 1985年の第34作『澪つくし』は豪商と網元の一家が織り成す朝ドラ版「ロミオとジュリエット」。最高視聴率は80年代で『おしん』に次ぐ55.3%を記録

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