褒めると「怖くなる」日本人女性に感じる矛盾 日々のやり取りをバージョンアップしよう

東洋経済オンライン / 2019年12月14日 7時25分

日本人男女の日々のやり取りに「欠けている」ものとは?(写真:flukyfluky/iStock)

こんにちは、ドラです! 徐々に寒くなってきて、クリスマスシーズンが近づいてきました。日本はかつてほどではないですが、クリスマスはいまだに「恋人向けのイベント」というイメージが根強くあるのに対して、フランスでは家族で過ごすのが当たり前の行事です。もちろん、どちらが正解というのはなく、楽しく過ごせるのが1番ですよね。

さて、恋人やパートナーと過ごす人にとってクリスマスは愛を確かめ合う日なのかもしれませんが、ちょっと待って!と言いたい。クリスマスに愛を語り合うのはすてきなことだと思いますが、恋人やパートナー同士が絆を深めるのに必要なのは、特別の日の過ごし方だけでなく、日々のやり取り。そこで今回は、フランス人の私から見て、日本の男女間の日々のコミュニケーションにおける改善点をあげてみたいと思います。

■夫婦で「パパ」「ママ」と呼び合う不思議

日本の男性はまず、「サプライズ」、あるいはちょっとした「勇気」が足りません。確かに今の時代、「#MeToo」問題なんかがあるから、男性が女性を褒めたり、ちょっとしたボディタッチをするのは気が引けると思うけれど、好きな相手を褒めたり、ちょっとしたプレゼントをあげることは大事なことです。

相手の呼び方も工夫してみてほしい。日本では恋人やパートナーを名前やあだ名で呼んでいますが、いちばん驚くのは夫婦間で「パパ」「ママ」と呼んでいること! 日本に来て初めて、エレベーターで女性が男性に対して「パパ!」と呼んでいるのを聞いたとき、心底驚きました。「え? パパなの?」って。

一方、フランスでは相手のことをあまりファーストネームで呼んだりしません。ファーストネームで名前を呼ぶのは、「ポール、ちょっと話があるんだけど」なんてけんかの場合だけです。でも、相手のことを呼ぶ言葉は無限にあります。

例えば「ma chérie(愛しい人)」とか「mon amour(私の愛)」みたいな定番から、「mon lapin(うさぎちゃん)」「mon trésor (私の宝)」までいろいろ。中には「ma puce(ノミちゃん、そうあのノミです)」なんていうのまで。英語のも「honey」とか「darling」「my sunshine」なんてありますよね。フランス語ではなぜか、動物や野菜が多いですね(笑)。

あるとき、テレビで元女子アナのタレントさんからインタビューを受けたときに、この話をしたら「うらやましい」と言われたんです。でも、彼女のボーイフレンドも彼女のことをおいしそうだから「まんじゅう」と呼んでいる、と。だから、自分の好きなものや何でも、それを呼び名にすればいいんです。

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