日産リーフでEV初心者が受けた「充電の洗礼」 初めて電気自動車で国内を走ってみたら…

東洋経済オンライン / 2019年12月16日 7時50分

日産「リーフ」。電気自動車としていち早く日本でリリースされた車種の2代目は、運転支援システムを含めて、充実した未来の車体験を楽しむ事ができた(筆者撮影)

そろそろ2019年も年末だが、皆さんにとって今年やっておいてよかったことは何だろう? 筆者にとってそれは、日本での電気自動車のドライブ旅行だった。

■「リーフ e+」で、東京から愛知までドライブ

昨今、電気自動車の話題は事欠かなくなってきた。最も新しいニュースは、テスラが直線的なデザインを採用した新車「サイバートラック」を発表し、20万台を超える予約を一気に集めたことだ。創業者のイーロン・マスク氏の株式公開取りやめを含む発言で、ウォール街からは経営に疑問符が投げかけられた同社だったが、新しいモビリティを開拓する姿勢は引き続き支持を集めている。

またメルセデスベンツは東京モーターショーで未来のSクラスをイメージした「ヴィジョンEQS」を披露したほか、小型のシティコミューターともいえる「スマートEQ fortwo」も展示した。アメリカでは2020年に、個人・通勤向けの本命と目される「MINI Cooper SE」が発売される。とくにMINIは、個人的にも非常に試してみたいモデルの1つだ。

そうした電動化、移動の未来化が進んでいく中で、毎年の現状をスナップショットで体験することは重要だ。

今回、日産自動車に「リーフ e+」を借り、東京から愛知までの週末ドライブで旅した体験をお届けする。日本で電気自動車を運転するのは初めてで、よく言えば非常に新鮮な気持ちで、悪く言えば右も左もわからない状態でのスタートだ。

テスラはプレミアムスポーツセダンとSUVとして電気自動車の大量生産モデルをスタートさせ、快適性やパフォーマンスを強調してきた。筆者が暮らしてきたカリフォルニアでは、確かにそれらは重要な性能かもしれないし、アメリカでテスラModel SやModel X、Model 3を試したとき、気後れしない軽やかな加速は、移動が比較的長距離になりがちな日常の中で、疲労を軽減させ、結果的に安全性がもたらされると感じた。

しかし日本に戻ると、爆発的な加速を使う場所はなかなか見つからず、むしろ狭い道での取り回しやストップアンドゴーを、いかにしなやかに連続的に行うかが重要となる。その点でも、電気自動車は快適だ。レスポンスが鋭く、必要なときに必要なだけの動力が得られる点は、操っていても楽しい。

テスラと同様、リーフもアクセルペダルのみでのアクセル・ブレーキ操作ができる。初めは戸惑うが、むしろ運転に集中できると感じた。リーフのワンペダル「e-ペダル」では、ペダルから足を離すと停止を保持してくれる。クリープがあるオートマティック車との大きな違いだが、ON/OFFがわかりやすく、むしろ操作がシンプルになった。

■センサーは「プロパイロット」を採用

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング