結婚相談所で「恋愛」をしたがる男たちの思惑 会うたびに「僕のこと好き?」と聞いてくる

東洋経済オンライン / 2020年1月4日 9時50分

結婚を目的に相談所に入会したにもかかわらず、男女のすれ違いが起こる理由とは(写真:Kazpon/PIXTA)

結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、結婚相談所で起こる男女の「すれ違い」についてです。お互い結婚が目的で入会しているはずですが、それぞれの結婚観が異なることでお見合いや交際に至っても、温度差が生じてしまうことは珍しくないのです。

■交際しても結婚が決まらない男女

ロマンを求めて恋愛したがる男性と子どもを産みたいと願う女性は本当に多い。「男はいつまでも少年」と俗に言われますが、結婚観も本当に少年のまま、非現実的な人がいます。結婚相談所で探したお見合い相手なのに、どこかで電撃的な運命の出会いを果たしたように思い込みたがるのです。

一方、子どもを産みたい女性は現実的で目的志向。「いつプロポーズもらえますか?」「いつ親に挨拶しに来てくれますか?」と期限を決めて段取りよく進めたがります。これではロマンを追いかける男性と背中合わせ。交際まで行ったのになかなか結婚が決まらないというカップルは少なくありません。

そもそも女性が結婚相談所に入会する動機として「早く子どもが欲しい」はつねに上位にきます。とくに初婚の場合は多いですね。やはりリミットがあるものですから、焦ってしまうのは仕方がありません。不妊治療をしなければならないこともありますから、その費用を出してくれる人、協力的な人といった条件付きでお見合いをする女性もいます。

意識としては「この男性の子ども産みたい」ではなく「自分の子どもが産みたい」。自分の子どもを産むために見合う男性を探すという現実的な考えです。ですから、お見合いでは徹底的にリサーチをしますし、いつ何人子どもを産もうか、仕事復帰はいつになるか⋯⋯さまざまな計算をして成婚を目指します。

一方、ロマンを求める男性は、何度も何度もデートをして楽しんで、「好きだよ」「僕のこと好き?」とイチャイチャした時間を過ごしたいようです。いい中年になっても会うたびに「僕は〇〇ちゃんのここが好き。君は僕のどこが好き?」と聞いてくる男性もいるそうです。

女性としては何を考えているのかわからない。「私たちは結婚するために会っているんでしょう? どこが好きかなんて話は結婚してからでいいじゃないの?」とイライラし始める。こうしたパターンの場合、私たちが介入して進めていかないと一向に成婚に至らず、女性はしびれを切らして嫌になってしまいます。

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