「お金を稼げない人」にある残念な考えの共通点 副業・独立時代の知っておきたい仕事のコツ

東洋経済オンライン / 2020年1月14日 9時50分

働き方を自由に決めるフリーランスで働く人も増えていますが……(写真:mapo/PIXTA)

「先行きが不安で、新たな仕事を始めるにしても、大した実績がないから、結局何もできない……」

「副業を始めたけど、思うように仕事が増えない……」

こんな悩みを抱えている人も少なくないのではないでしょうか。いま、キャリアの多様化が進んでいるものの、自分らしく働いて食べていける人とそうでない人が、はっきりと分かれつつあります。

そこで、副業・フリーランスで人気の講師業を始め、自身の収入を3倍にした五十嵐康雄氏に、著書『稼げる講師、稼げない講師どこが違うか』から稼げない人が陥りがちな2つの残念な考え方について紹介してもらいました。

■何でも屋は何の専門も持たない人と思われてしまう

残念な考え方① セルフイメージが定まる前に収入を優先してしまう

稼げない人は、収入を優先するあまり、多くのことを手掛けようと頑張るうちに 「何でも屋」になっていることがあります。

「何でもできることも売りになるのでは?」と思うかもしれませんが、長い目で見ると、幅広い分野の知識、情報を身に付けるべく、一つひとつを深めていくのは大変です。だからと言って浅い知識では、人の心に響くコンテンツやサービスを提供できないため、相手の印象に残りません。結果的に、心からの満足が得られず、評価もよくなりません。

このように「何でも屋」と思われるのは、「何の専門分野も持たない人」と、マイナスに思われるリスクが大きいのです。

一方で、稼げる人は、仕事において“この分野といえばあの人”といわれるオンリーワンのポジションを確立しています。そのために仕事を断ることもあります。セルフイメージをしっかり作ることで、ポジションが明確になり、「この人に頼めば大丈夫。安心だ」と、さまざまなところからお声がかかりやすくなるからです。

例えば、女性だけをターゲットにしてセミナーをしている女性の講師がいます。女性の悩みや、課題の解決を目的とした彼女のセミナーには、男性は参加できません。

「ターゲットが女性だけだと顧客層が狭い分、損をするのでは?」と思うかもしれませんが、むしろこれがまた1つの売りになるのです。実際、彼女はそのジャンルで“女性の悩みに強い女性講師”というセルフイメージをつくることに成功しています。

稼ぎ続けるうえで大事なのは、自分の目指す“セルフイメージ”をしっかり作り上げ壊さないことです。

「自分は何のためにやっているのか?」「自分はこの方向でやる」という志や方向性を忘れず、自分がやりたい仕事、向いている仕事をどんどん引き受けましょう。一方で、向いていないと思う分野は、多少収入などの条件がよくてもお断りする勇気も必要です。

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