コロナで現実味を増す「ウェブ面接」は広がるか 「HRテック」を活用できる会社、できない会社

東洋経済オンライン / 2020年3月10日 7時45分

コロナウイルスの影響で、採用にも影響が出る模様。そんなときだからこそ、採用系HRテックサービスを活用するいい機会となるかもしれません(写真:タカス/PIXTA)

日に日に広がる、新型コロナウイルス問題。会社の次世代を担う人材採用、とくに新卒採用にも大きな影響を及ぼしそうな気配です。

例年なら2月以降、各企業で新卒採用のための選考活動が本格化します。ところがリクルートキャリアなどが開催予定の合同企業説明会を全国で取りやめ、就活関連のイベントも中止に。

もともと今年は、イレギュラーな日程での採用活動が予想されていた年。オリンピック前に選考を終わらせようと、6月から選考を開始するなど、例年より前倒しで活動を進めたいと考えていた企業が多数あったのです。

そんな状況下で起きた、コロナウイルス騒動。企業側の採用担当者、学生ともに、面会や選考待ちの会場で感染したらどうしよう……と双方が不安になっています。すでに一部の企業は在宅勤務への切り替えを実施しており、今後、来社などを伴うオフィスでの対面方式の面接が、物理的にも難しくなることも予想されます。

■ウェブで面接するサービスも話題に

そんな中、あるHRテックサービスが話題になりました。

Web面接・録画面接システムの「インタビューメーカー」を提供するスタジアムという企業が、サービスの無償提供を行うことを発表したのです。いつどこでも面接が可能なオンラインサービスを使い、各企業の選考活動が滞りなく進められるかを検証する、いい機会となるかもしれません。

このサービスに限らず、昨今、HRテックの面白い活用事例が相次いでいます。採用系のHRテックは、会社をどのように変えていくのか? この記事では、皆さんと考えてみたいと思います。

テレビCM、タクシー広告等で見かけることが急増しているHRテック系のサービス。中でも目に留まる機会が多いのが採用関連サービスではないでしょうか。

何社くらいがサービス提供をしているのか、刻々と増えているので正確な数を示すのは難しいですが、HRテックサービス全体を網羅した「カオスマップ」を眺めても、採用関連のサービスが最多の数を誇っています。

なぜ採用関連が多いのか? 想定できる効果がある程度明らかだからかもしれません。筆者が人事コンサルティングの仕事をする中で、採用関連の悩みを聞く機会はよくあります。

例えば、「採用プロセスが煩雑である」「採用が人手に多く依存しており、ピーク時は残業が大幅に増えてしまう」といったことです。そうしたことから、採用管理にHRテックを導入。エントリーシートの受付・内容確認や会社説明会開催日程の調整や応募者との面接日程の調整などに活用して、業務の効率化をするケースが多いようです。

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