休館中サンリオピューロランドが話題沸騰の訳 Twitterトレンド入りで見えた"真髄"

東洋経済オンライン / 2020年3月25日 7時30分

サンリオピューロランドが休館中の今、熱い視線を浴びる理由とは?(写真:筆者撮影)

■「ピューロランド」がTwitterでトレンド入り

3月23日、Twitterで「サンリオピューロランド公式」「ピューロランド」が突如トレンド入りを果たした。YouTube上の公式チャンネル「purolandJP」上に公開された、サンリオピューランド(東京都多摩市)のドキュメンタリー映像がきっかけだ。

映像の舞台となったのは、お客さんがいない、閑散とした施設内。照明をLED電球に交換したり、新メニューの開発をしたりするスタッフや、ショーのダンスを練習するサンリオキャラクターたち。その様子が、約1分半の動画にまとめられている。別途アップされたバージョンでは、館内を清掃にはげむサンリオキャラクターたちの姿も見られた。

普段は見ることができない、裏での仕事ぶり。「休んでたって、ここにいるよ」というタイトルどおりの、エモーショナルな映像となっている。SNSに慣れ親しんでいるネットユーザーの心をくすぐり、拡散を誘う構成だ。

ファンからは、「休んでたって、ここにいるよ。 ここでもう涙腺崩壊です」「いつでもみんなが快適に楽しく過ごせるように、こうやって準備して待っていてくれてるんだよね。ありがとう」といったコメントが相次いだ。

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス(COVID-19)。ライブイベントの開催自粛をはじめ、エンタメ業界に大打撃を与えている。テーマパークも例外ではない。

サンリオグループで「サンリオピューロランド」を運営するサンリオエンターテイメント(以下、サンリオエンタ)は2月21日に、同施設の臨時休館を発表、翌日からの休館に踏み切った。室内型テーマパークで、天候に動員を左右されないのが強みだが、屋内空間に長時間滞在することを心配する声にいち早く対応したかたちだ。

「多くのサンリオファンの方にご来場いただいている中での休館でしたため、業績上マイナス影響もあり苦渋の決断ではありました。しかし、遊びにお越しくださるお客様と従業員の安全を考えると、この決断はやむをえませんでした」(サンリオエンタ)

競合であるオリエンタルランドが、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの休園決定を発表したのは、2月28日。サンリオピューロランドの判断は、ライバルより1週間早かった。同館はさらに3月20日に4月上旬まで臨時休館を延長することを発表している。

サンリオエンタは、他社の動きを伺ったわけではなく、サンリオピューロランドとしてどのように対応すべきかを検討していたという。

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