「YouTuberとして稼ぐ人」がなお自信満々のワケ 堀江貴文「ブームは新しいフェーズに入った」

東洋経済オンライン / 2020年5月23日 10時0分

(写真提供:学研プラス)

2020年のはじめに、GoogleがYouTubeでの広告売り上げを発表した。前年比より36%増の150億ドル。Googleの全体売り上げの9%に相当する額となっている。広告費だけで堅調に稼ぎまくっている印象だ。逆に言うと、広告ビジネスぐらいでしか勝ち筋を見つけられていない、Googleの会社としての特性が表れていると思う。

Google+や、社独自のコミュニティサービスでは撤退せざるをえず、サブスクリプションも苦戦を強いられている。その辺りはAmazon.comが完全に上をいっているだろう。

とはいえ広告ビジネスでは、Googleは世界の覇権を取った。スマホ革命の最大の恩恵を受けたと言える。3Gから4G時代に進み、動画視聴の習慣はパソコンからスマホに移った。10分ぐらいの長い動画を見るのも、昔ほど苦ではなく、広告をはさみやすくなった。スマホが世界に浸透したことで、YouTubeを筆頭にしたGoogleの広告ビジネスは、盤石のものになった。

■5G時代へ、YouTuberにさらなる期待

YouTuberの躍進も、相関している。全世界のYouTuberたちの創意工夫がなければ、動画ビジネスのマーケットは成立しなかっただろうし、職業として認知されることもなかった。5G時代に向けて、彼らの活躍はさらに期待される。

国内の人気YouTuberが多く所属するUUUMが、株価急落と報じられたり、炎上騒動がしばしば起きるなど、一時期のブームはもう終わりという見方もあるが、そんなことはない。新しく参入する余地は充分だ。

僕は10年以上前から、YouTuberとしても活動していた。2019年からは、本格的に動画革命に取り組んだ。時事ネタをひとり解説する動画の即時配信など、いろんな工夫を重ね、再生回数を伸ばした。いまでは国内の収益上位にランクインする、トップYouTuberの1人だ。

僕の動画を見ている人たちのボリュームゾーンは、33~44歳。可処分所得の多い層をつかんでいるのは、広告ビジネスでは強みだと思う。小中学生など子どもをターゲットにしたYouTuberは、再生回数を伸ばしていても、その点では苦労するだろう。

ブームはたしかに、1つの山を過ぎたかもしれない。しかしゴルフとか麻雀とか釣りなど、可処分所得の多い大人に向けた動画配信は、広告ビジネスでリードできる分野だ。とくにトライアスロンの生配信は、お薦めしたい。

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