4項目で独自評価「大学 シン・序列」ランキング 就職力は早稲田、国際力は大分のAPUがトップ

東洋経済オンライン / 2020年5月25日 7時25分

国際力の1位は立命館アジア太平洋大学。

大学の受難の日々が続いている。

コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、ほとんどの大学が学校を閉鎖し。校舎での講義から、インターネット上でのオンライン授業への移行している。リアルな知の集積所という最高学府ならではの強みが失われてしまった。

『週刊東洋経済』5月25日発売号は「大学 シン・序列 コロナ後に変わる名門校の条件」を特集。新型コロナウイルスによる環境の激変に直面する中、新しい時代に生き残る真の名門校はどこかを追った。

さらに、大学入試にも影響を及ぼすのではないかと懸念されている。

高校の休校期間が長引き、授業の遅れが不可避。高校のカリキュラムを学校で学べないまま入試に突入してしまう可能性がある。部活の大会や資格試験等が延期・中止となり、総合型選抜(AO)入試や学校推薦型入試への影響も懸念されている。文部科学省はまず、AO・推薦入試でコロナの影響による有利・不利が生じないよう大学側に配慮を求めた。

■波乱含みの2021年入試

大学入試はただでさえ波乱含みだ。原因は2021年から始まる「大学入学共通テスト」。予定されていた記述式や英語民間試験が中止となり、混迷が深まっているからだ。

2020年の入試でも、浪人すると新試験に臨まなければならないことから、「超がつくくらいの安全志向。確実に合格を取りに行くような志願状況だった」(代々木ゼミナールの川崎武司・教育情報企画室長)という。結果、難関校を中心に志願者数を減らす大学が相次いだ。

そんな中、大学選びにも変化が生まれている。「ただ入試を突破するだけでなく、大学にはいってから何を勉強するか、社会に入ってからどう貢献できるかなどを自己分析しながら志望校を選んでいる」(川崎室長)という。

偏差値だけではなく、学べる内容や環境で選ぶ傾向が強まっている。では、偏差値以外で学校を図る尺度はないか――。受験生にも参考になる、指標をつくるために、各種データを用いて独自に作成したのが、「名門大学シン・序列」ランキングだ。

ここでは大学の4つの力にわけて評価している。1つ目は、学生に付加価値を与える「教育・研究力」、2つ目は、教育力のわかりやすい成果である「就職力」、3つ目はそうしたアウトプットの基盤となる「財務力」で、そして最後はグローバル時代への対応力をみる「国際力」だ。それぞれの力を表す3~4の定量データを選び評価。これまでの偏差値序列などの定番のランキングとは異なり、それぞれの分野に強い大学が見えてくるはずだ。

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