在宅勤務でも生産性が落ちない人の3つの習慣 意図的な「サボり」が仕事のメリハリを生む

東洋経済オンライン / 2020年7月6日 7時45分

在宅勤務が一気に普及しましたが、慣れない働き方に戸惑う人も。自宅で生産性を落とさない働き方のヒントを紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)

緊急事態宣言下で一気に普及した在宅勤務。これからの新常態として企業も積極的な取り組みを見せるが、慣れない働き方に戸惑う人も少なくない。第1回の「「在宅で仕事がはかどる」環境作り5つのコツ」に引き続き、自らも在宅勤務者であり、『在宅HACKS! 自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』を上梓した著者が、自宅で生産性を落とさない働き方のヒントを紹介する。

在宅勤務が普及した今、「部下たちは在宅でしっかり仕事ができているだろうか」と心配する管理職も多いと思います。たしかに、自宅で気がゆるむ人もゼロではないでしょう。

しかし、実は在宅勤務は、怠けてしまいやすいと思われがちですが、意外にもオーバーワークになりやすいということをまず知っておいてください。これにはふたつ理由があります。

■意外に難しい自己マネジメント

ひとつは、スキマ時間がないこと。オフィスでは移動や休憩など、自分で思っているよりも実は仕事をしていない時間があります。しかし在宅勤務ではそうしたスキマ時間がありません。つねにネットでつながっていることも、小さなスキマ時間を奪っていきます。

例えばオンライン会議を立て続けに入れてしまうと、トイレにも行かずに何時間も続けて仕事をしているなんて状況が、簡単に生まれます。営業職の知人は、「移動がないのは楽だけど、お客さんとの打ち合わせが連続してつらい」とこぼしていました。

もうひとつは、パーキンソンの第1法則です。これは、公務員の仕事を分析する中で発見された「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という法則ですが、そのまま在宅勤務にも当てはまります。自宅にいる気安さから、ついダラダラと集中力を欠いてしまい、結果的に残業が増えてしまう。通勤がなく、プライベートも含めた「与えられた時間」が長いがゆえに、その時間をすべて満たすまで仕事が膨張してしまうのです。

このように在宅勤務では、怠けてしまうにせよ、逆にオーバーワークになるにせよ、労働の生産性が低下する危険をはらんでいるのです。これを回避するコツを3つ紹介します。

1.毎朝、きちんと身支度をする

大切なことはオンオフの切り替えです。その第一歩として重要なことが身支度です。在宅勤務でも、毎朝男性であればひげを剃り、女性であれば軽くお化粧するなど、最低限の身支度はしましょう。そして、仕事が終わったらさっさと部屋着に着替えてリラックスする。そうすることにより、気分にメリハリをつけ、仕事とプライベートの区切りをつけるのです。

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