東名高速「海老名SA」、大幅リニューアルの全貌 7月22日に開業、新型コロナの感染防止対策も

東洋経済オンライン / 2020年7月30日 10時0分

7月22日にリニューアルオープンした「EXPASA海老名」下り線の入り口(筆者撮影)

日本の基幹高速道路ともいえる東名高速道路のいちばん東京寄りの海老名サービスエリア。その下り線のエリアのリニューアル工事が7月下旬の4連休を前に完成した。休日には1日5万9000人余りが利用するという利用者数日本一のサービスエリア(SA)が、満を持して最新鋭のSAに生まれ変わった。

新型コロナウイルスがなければ、当初は東京五輪開幕直前の華々しいデビューのはずだったが、感染拡大の第2波に怯えながらの、ほろ苦い開業となった。そのグランドオープン初日に「EXPASA(エクスパーサ)海老名」として生まれ変わったSAを訪れてみた。

■リニューアルで目立つ「食の充実」

今回は、2020年2月の第1期リニューアルに続く拡張で、まず目につくのが高速道路最大級の396席という巨大なフードコートである。高速道路初進出の「芝大門 更科布屋」のそばもあれば、全国各地のラーメンをそろえた「海老名麺’sROAD」も誕生。オープン当初は、東京・文京区の「麺や福十八」の鶏白湯らあめんのほか、福島県の白河らーめんや愛知県の台湾まぜそばなど全国5地域のラーメンが提供されている。

また、フードコートの天井には、プロジェクションマッピングが投影されるようになっており、通常は夕方から30分おきに花火など四季の風景を楽しむことができる。ショッピングコーナーは、フードコートを挟んで東西の2カ所に分散、今回は西側のショッピングコーナー「SASTAR1」がリニューアルオープン、東京駅に出店の「ザ・メープルマニア」のメイプルバタークッキーが高速道路に初進出するなど、話題性が高い。

2月に先行オープンした「SASTAR2」では、「マイキャプテンチーズTOKYO」のチーズチョコレートバーガーが高速道路に初登場したほか、東京土産の定番となった「東京ばな奈」のソフトクリームもこの日にデビューを果たした。この新商品は開業前からネットで話題になっており、訪れた日は平日とはいえ、お昼時にはこのソフトクリームに10人以上の行列ができていた。まさに東京ばな奈をそっくり閉じ込めた濃厚なバナナのテイストだった。

2018年4月に48時間で2万7500個を売り上げ、ギネス世界記録となった海老名SA名物メロンパンもフードコートの一角に健在で、今回、プレミアムメロンパンの製造工程を見られる厨房が新設されている。

こうした「食の充実」のほかには、高速道路で初めてのベビー用の紙おむつが購入できる飲料自動販売機(飲料商品と紙おむつは取り出し口が別)が屋外に設置されていたし、そのすぐ隣にあった、エチオピアのコーヒー生産地への支援につながる「SDGs(持続可能な開発目標)仕様」のカップ飲料自販機も高速道路初のお目見えである。

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