元宝塚男役スター退団後に浮かんだかつての夢 七海ひろきさんに聞く俳優に続く次の段階

東洋経済オンライン / 2020年7月31日 18時10分

元宝塚歌劇団星組の男役、七海ひろきさん。在団中も大人気でしたが、退団後は活躍の場をさらに広げ、新たなファンを獲得しています。今回は主に、お仕事の話をうかがいます(写真:Domani)

抜群のスマートさと高いセルフプロデュース力で、在団中からファンをときめかせ続けてくれている元星組男役人気スター・七海ひろきさん。「タカラヅカOG」という肩書きには収まりきれないほど、さまざまな場で活躍をされています(ちゃんと追っていないと見逃してしまうほど!)。

女性として初めて舞台『刀剣乱舞』シリーズに出演、マンガ『夢の雫、黄金の鳥籠』のテレビCMの登場などホットな話題が盛りだくさん。そんな七海さんの「今」をうかがいました。

■舞台にとどまらず、さまざまな方向で躍進中!

――仙名彩世さんが、退団後にNHKのBS8Kのお仕事でご一緒させていただいたとおっしゃっていました。「現役時代は『タカラヅカスペシャル(年に一度、タカラヅカのスターたちが一堂に会する祭典)』くらいしかご一緒する機会がなかったのですが、楽屋で話しかけてくださったりしてうれしかった」と。今も精力的に活動されていて、とても尊敬していますとのことでした。

七海さん(以下、敬称略):私こそうれしいです。仙名さんは下級生のときからとても魅力的だったんです。自分の世界観を大切にしながらも、タカラヅカの娘役としてのスキルや姿を追求し続けている姿勢は、私は先に入った上級生ですが、とってもリスペクトしていました。花組の『オーシャンズ11』のときはまだ下級生だったと思うのですがついつい目がとまる存在で、楽屋で話したように思います。その後、北翔(海莉)さんが主演された『風の次郎吉』でダブルヒロインを演っていて、それがあまりにもすばらしく、「すごくよかったよ!」と伝えたんですよね。

――仙名さんもおっしゃっていましたが、七海さんはギュッと濃い活動を多方面でされていますよね。退団されてから、「こんなことをやってみたいな」と思ったアイデアが形になったのですか?

七海:そうですね、退団までは先のことはまったく考えていなくて、タカラヅカの男役の道を貫くための努力をしていました。実は宝塚歌劇団を知ったのと同じくらいの時期に、声優というお仕事があるということも知ったんです。でも私はタカラヅカを選びました。退団してから「なにをしようかな」と改めて考えたときに、小さい頃にもうひとつの夢として心に持っていた「声優」をやりたいと思いました。

音楽のメジャーデビューに関してはご縁があって、最初お話をいただいたときはとても驚いたのですが、「七海ひろき」として表現することのひとつになればと思って決めたんです。

■舞台は、お客さまと同じ空気を一緒に感じられる

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