東京の癒し!今おトクな「都内ホテル」はココだ 生き残りをかけたプランを徹底比較する

東洋経済オンライン / 2020年8月29日 7時50分

都民限定プラン、そのオトク度は?(写真:左よりアパホテル銀座京橋、ダイワロイネットホテル銀座、ホテルオークラ、プリンスホテル)

政府の観光支援事業「Go Toトラベル」について、赤羽一嘉国土交通相は8月25日の会見で「7月27日から8月20日まで、少なくとも延べ約420万人」との利用実績を語った。

この数字が想定数より多いのか、もともと人の移動が多い夏休み時期であることはどう測るのかなど詳細な分析はこれからだろうが、対象から除外されたままの東京都民には「ふーん」と言うしかない。

出かける側の都民は「不要不急だ」「我慢しろ」と言われてもこらえるよりないが、受け入れ側、例えば都内ホテル業者にとってGo Toキャンペーンからの排除は死活問題だろう。そろそろ東京除外が解除の方向に行くのではとの見方も出ているが、指をくわえて待っているわけにもいかない。

そこで、ホテル側も自衛策を講じている。それが“都民限定プラン”の打ち出しだ。割引の恩恵にあずかれず、地方の観光地にも行きづらい東京都民に向け、優待価格で宿泊して楽しんではいかがでしょう、というわけだ。なかには、リモートワーク用に、とうたうホテルもある。実際のところ、こうしたプランは都民に「おトク」なのだろうか。

■ビジネスホテルでは1泊3000円台~

「都民限定プラン」だが、ざっくり2種類に分けて内容を見ていこう。1つはイベントでもないと宿泊する機会が少ないラグジュアリーな高級ホテル、もう1つが出張でよくお世話になるビジネスホテルだ。

まずは後者、ビジネスホテルの都民用プランを見ると、①価格を安く設定、②レイトチェックアウトも可能、③朝食サービス、というパターンが多いようだ。

こうしたホテルの設備はビジネスパーソンならご存じのとおり、「寝るだけ」の用途なので、滞在時間を楽しむというよりは“通常の価格より安く泊まれること”が売りになる。

アパホテルは“負けるな!キャンペーン第2弾”として、東京都内の各ホテルでシングル1室1泊3500円の「アパ直」限定価格を出している(価格は税込み。Go To東京解除がない場合は9月30日までの予定)。

ほかのチェーン系ホテルも、楽天トラベルや一休などの旅行サイトで「都民限定プラン」などで検索すると見つかる。時期や宿泊人数によって異なるが、シングル利用の場合ならスーパーホテルで4000円台~、コンフォートホテルで5000円台~、リッチモンドホテルで5000円台~(プランを実施するホテルによって異なる)といったところ。

繁忙期として考えればそこそこ安いが、シングル利用では都民向けプランが劇的に安いという印象でもない。よく見ると、早割プランなどと大差ない場合もあるからだ。もともとビジネスホテルは時期や需要によって価格が変動するダイナミック・プライシング方式で、空室が多ければ宿泊料も下がる。コロナ禍で不人気の東京が「お買い得に安く」なっても不思議はない。

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