就活サイト「リクナビ離れ」だけではない異変 マイナビ1強だがスマホ就活進み新興勢力台頭

東洋経済オンライン / 2020年9月10日 8時10分

「みんなが使っていてわかりやすかった」(理系・中堅私立大)、「登録されている企業数が多く、信頼できるものだと判断した」(文系・早慶大クラス)、「採用実績や採用人数がわかりやすく、オープンESをよく利用していた」(理系・その他国公立大)

「マイナビ」の評価理由はリクナビと似ており、「使い勝手」「便利」「検索しやすい」「有名」「情報量」「インターン」「エントリー」が並んでいる。またWeb合同説明会に言及する学生が多いが、コロナ禍への対応も早かったようだ。

「企業検索がしやすく、エントリーもスムーズに行える」(文系・中堅私立大)、「インターンシップのエントリーがしやすかった。WEBセミナーが充実していた」(理系・中堅私立大)、「面接対策や適性検査の問題も豊富にあったので、企業を調べるだけでなく、選考の際の対策にも使えた」(理系・その他私立大)

■大学から信頼

大学との信頼関係も強く、アプリを評価する声も多い。

「学校に就活準備講座に来てくれた」(理系・その他私立大)、「学校から推奨されているサイトだった」(文系・中堅私立大)、「一番利用しやすいアプリだった」(文系・中堅私立大)

「ONE CAREER」のキーワードは「体験談」だ。就活の代表的な「体験」はES、面接(とくに質問項目)、選考ステップ、内定後といろんな段階があるが、そのすべてに対し確度の高い情報を提供しているようだ。とくにES情報を参考にしている学生が目立つ。

「信頼性の高い経験談が載っている」(文系・旧帝大クラス)、「選考ステップや体験談、内定後の流れなどが載っている」(文系・旧帝大クラス)、「スマホから体験記などを見るのに一番見やすく、量も充実していた」(理系・旧帝大クラス)

既成の就活サイトは、たくさんの優良企業情報を掲載し、検索しやすく利用しやすくするように工夫を重ねてきた。しかし、「ONE CAREER」では検索よりも閲読する学生が多そうだ。スマホアプリも読みやすくなるように工夫しているようだった。

佃 光博:HR総研ライター

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