新型「レヴォーグ」実際買うならどのグレードか 付加価値の高い「アイサイトX」の必要性は?
東洋経済オンライン / 2020年11月5日 9時0分
2019年10月に開催された第46回東京モーターショーで、プロトタイプが世界初公開されてからおよそ1年、待望の新型レヴォーグが先日発表となった。日本車としては、少数派のステーションワゴンというジャンルだが、その卓越した走行性能と先進安全装備であるアイサイトなどが高く評価され、多くのユーザーに愛されている。
新型レヴォーグは、スバルグローバルプラットフォーム(SGP)の採用や、新開発の水平対向4気筒1.8L直噴ターボエンジン、より進化したアイサイトなどを備えたことで従来型のユーザー以外からの注目度も高い。そんな新型レヴォーグの狙い目グレードを紹介する。
新型レヴォーグのグレード構成は6つ。ベーシックな「GT」、装備の充実した「GT-H」、スポーティーかつ先進的な装備を持つ「STI Sport」の3グレードに大別され、さらに新世代アイサイトとなる「アイサイトX」を搭載した「EX」系がそれぞれに用意される。
価格は「GT」の310万2000円から「STI Sport EX」の409万2000円と、同一車両ながらおよそ100万円もの価格差が存在する。ただし、搭載されるエンジンはもちろん、リニアトロニックと呼ばれるミッションや常時全輪駆動の駆動方式は共通なので、純粋に価格差=装備の差と考えてよいだろう。
■付加価値の高い「アイサイトX」搭載グレード
レヴォーグを購入する際にグレード選びよりも先に検討してもらいたいのが、最新の運転支援技術である「アイサイトX」を選ぶかどうかだ。衝突被害軽減ブレーキの先駆者とも言えるアイサイトは2008年に登場し、「ぶつからないクルマ?」のキャッチコピーで一躍その知名度を上げた。
そんなアイサイトの最新型が「EX」系に搭載される「アイサイトX」だ。アイサイトXの最大の特徴は、自動車専用道路上での渋滞時に一定の条件を満たすと、ステアリングから手を離すことを可能な「渋滞時ハンズオフアシスト」機能だ。
これはGPSや衛星からの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データを組み合わせることで実現した機能で、それに付随して「カーブ前速度制御」や「料金所前速度制御」も備わることで、ロングドライブの疲労軽減に大きく寄与するものとなっている。
さらに自動車専用道路上での車線変更をアシストする「アクティブレーンチェンジアシスト」や、クルーズコントロール作動中にドライバーに万が一のことがあった際に徐々に減速・停止し、ハザードやホーンで周囲に知らせる「ドライバー異常時対応システム」なども備える。
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