「新型ノートvsヤリス」徹底的に比較してみた 新しさの「新型ノート」と安心感の「ヤリス」

東洋経済オンライン / 2020年12月24日 7時40分

一方のヤリスも、近年のトヨタ車に採用されているデザインコンセプト「キーンルック」を踏襲した大型フロントグリルと、シャープな印象のフロントヘッドライトが目を引く。「鋭い加速で、弾丸のようにダッシュするイメージ」でデザインされたボディは、ノートに比べてスポーティなイメージだ。

■コンパクトなヤリスに対して余裕のあるノート

ボディサイズは、新型ノートが全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm~1520mmで、ホイールベースは2580mm。対するヤリスは、全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm~1515mm、ホイールベース2550mmとなっている。

新型ノートは先代と比べて全長で55mm、ホイールベースで20mm短くなっているが、それでもヤリスより大きい。ただ、サイズだけではなく、デザイン的な違いも両車の見え方が異なる要因だ。

それは、例えば、ヤリスは全体のフォルムに無駄をそぎ落としたような凝縮感があるのに対し、ノートでは車体後部のデザインなどにワイド感を強調した方向性を取るためだ。実際のサイズ比より、ノートのほうがより大きく見える。このあたりは、ユーザーによって好みが分かれるところだろう。

ヤリスの車体は、コンパクトカー向けに開発したTNGAプラットフォームの採用により、軽量かつ高剛性、低重心のボディを実現している。実際に筆者も試乗したがコーナリング時の安定感や、小柄な車体による軽快さなど、従来のコンパクトカーにはない上質な乗り味に好感を持てた。

一方の新型ノートも小型車向けの新型プラットフォームを採用することで、乗り心地や操縦安定性が向上しているという。ヤリスとの比較は実際に試乗してみないとわからないが、先代ノートのe-POWER車では、モーター駆動によるEVのような加速感が鮮烈だっただけに、新型の走りがどうグレードアップしたか気になるところだ。

なお、最小回転半径はノートが4.9m、ヤリスが4.8m~5.1mとほぼ互角。いずれのモデルも、街中の細い路地などでも走りやすい、コンパクトカーならではの小回りのよさも魅力だ。

■内装やシフトノブの違い

新型ノートの運転席でまず目につくのは、先代モデルに比べ、より大型で見やすくなったセンターディスプレイだ。メーターと一体感を出したディスプレイの配置やコンソールなどのデザインも、より上質で新しさを感じられる。

ヤリスの運転席も、大型のセンターディスプレイが非常に見やすく、メーターにはアナログとデジタルが選べるマルチインフォメーションディスプレイを採用。ノートと比較すると、どちらかといえばシンプルな印象ではあるが、各スイッチ類の使い勝手なども良好だ。

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