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「新型ノートvsヤリス」徹底的に比較してみた 新しさの「新型ノート」と安心感の「ヤリス」

東洋経済オンライン / 2020年12月24日 7時40分

従来から、この機構は、軽自動車やミニバンなど日産車のさまざまなモデルに採用されているが、新型ノートではナビゲーションシステムと連動する新しいタイプになっている。大きな特徴は、ナビの地図情報を参照し、カーブの大きさに応じて減速したり、制限速度が変わった際に設定速度を自動で切り替えたりすることだ。

ヤリスのACCもレーダー式の前車追従タイプだが、設定した前車との車間距離に応じて加減速を行う方式。コーナーの大きさによって自動で減速するノートのほうが、一歩進んだシステムだといえる。ただし、ノートの場合も、上級グレードのXにオプション設定されているため、全車でこの機能が享受できるわけではない。

気になる価格だが、新型ノートで先行発売される2WD仕様の車両本体価格(税込)は、202万9500円〜218万6800円。ヤリスは、2WD仕様の場合、ガソリン車が139万5000円~192万6000円で、ハイブリッド車は199万8000円~229万5000円だ。

前述の通り、ノートでは、先代に設定があった比較的価格が安いガソリン車がなくなり、ハイブリッド車のみとなっている。価格競争が激しいコンパクトカーのジャンルで、かなり思い切ったラインアップの選択だ。

日産自動車の星野朝子副社長は、この点を「ゼロエミッションの社会をリードしていく企業としてのビジョン」を実現するためだとする。同社は、2020年5月に発表した事業構造改革「Nissan NEXT」の中で、「2023年度までに年間100万台以上の電動化技術搭載車の販売を目指す」ことや、「日本では、電気自動車2車種とe-POWER搭載車両4車種を追加」するといった目標を掲げている。

つまり、新型ノートをe-POWERオンリーにしたのは、そういった同社が目指す事業戦略の一環なのだ。では、実際の販売現場での反応はどうだろう。日産車を扱う某販売店の担当者はこう語る。

「先代のノートだけでなく、セレナにもガソリン車とe-POWERの両方が設定されていますが、どちらもe-POWERのほうが多く売れています。(新型がe-POWERのみの設定になっても)あまり大きな影響はないと思います」

さらに、「新型ノートはもっと価格が高くなるだろうと思っていたのですが、発表された価格が意外に抑えられているのには驚きました。恐らく、(メーカー側は)安いという理由でガソリン車を選ばれるお客様も考慮して、価格面でも思い切ったのではないかと思います」とかなり好意的だ。

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