「新型ノートvsヤリス」徹底的に比較してみた 新しさの「新型ノート」と安心感の「ヤリス」

東洋経済オンライン / 2020年12月24日 7時40分

話を聞いた11月末の時点では、まだディーラーには展示用や試乗用の現車はなかったのだが、それでもすでに新型の予約が数件入っているという。また、それら顧客の中には、先代ノートでガソリン車に乗っていて、「e-POWER車に乗り換えたい」ユーザーも多いのだという。

■「新しさ」の日産、「安心感」のトヨタが明確に

以上、新型ノートとヤリスをさまざまな角度や装備で比較してみた。概していえるのは、ヤリスは先進機能も数多く採用する新しいモデルだが、その細部を見てみると、運転操作などに関わる装備などは意外にオーソドックスだ。そして、その点が、初めてこのクルマを運転した人でも違和感なく乗れる、高い「安心感」に繫がっているといえる。

対するノートは、スタイリングから装備まで、全体的に「新しさ」を追求したモデルだ。特に、第2世代のe-POWERを搭載した走りが、どのように進化したのかは気になるところ。見た目の先進性が、実際の走行性能にもうまく反映されていることに期待したい。

近年、コンパクトカーを購入するユーザー層には、60歳以上が増えているという。そういった世代には、子供が成長するなどで、大人数が乗れる大・中型の車両が不要となり、ミニバンなどからの乗り換え組も多い。夫婦2人がゆったりと乗れて、日本の道路事情でも使い勝手がいい、より小型の車両に「ダウンサイジング」するのだ。

「新しさ」のノートと「安心感」のヤリス。高齢者をはじめ、コンパクトカーの幅広いユーザー層が、各車の性格や味付けも含め、どちらをより多く支持するのか、今後の動向に興味が尽きない。

平塚 直樹:ライター&エディター

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