憧れはBTS?「髪色」にこだわる若者男子の本音 一方で30代以上向けの白髪染めも注目集まる

東洋経済オンライン / 2020年12月30日 17時0分

若者男性はどんな髪色を好んでいるのでしょうか?(写真: tkc-taka /PIXTA)

男性の外見にトレンドは数々生まれてきたが、とくにヘアスタイルはその時代を映してきた。例えば木村拓哉を筆頭とするロン毛や、元サッカー選手のデビッド・ベッカムがしていたソフトモヒカン、通称「ベッカムヘア」などは、真似た人も多いのではないだろうか。

現在のトレンドは主にヘアカラーで表現されている。サロン向けヘア商材を取り扱うビューティーエクスペリエンスのヘアカラー剤「スロウ(THROW)」を担当する大山亮司ブランドマネジメントチーフは、サロンにおけるヘアカラーのトレンドを、「サロンのヘアカラー市場は微増ながら右肩上がりで、当社も好調に推移している。これまでヘアカラーはおしゃれや身だしなみを整えているというステータスを示すものだったが、現在は個性を表現する手段としてのニーズが高い。サロンによっては(1人ひとりに合う)パーソナライズ提案する“パーソナルカラー”も人気だ」と話す。

若者男性は地毛のままの人と、ブリーチ剤などを使用してカラーを楽しむ層に二極化しており、後者はビビッドな原色も楽しむそうだ。「サロンを訪れるたびに赤や青など、色を変えるお客も多い。またサロン側もホームカラーとの差別化としてハイライトカラーなど(自宅では難しい)技術的な提案を行うことも増えた」(大山氏)。

■韓流の波はヘアカラーにも

そういったトレンドを受け、同社は昨年11月に「ティントバー」を発売した。ピンクや赤、青などのビビッドな色も鮮やかに再現できる製品で、担当の渡辺なつみブランドマネジメントチーフは「サロンではアルカリカラーという染料が主流であり、従来製品ではビビッドな発色を表現できる製品が少なかった。『ティントバー』はアルカリカラー単品でも、鮮やかな色が表現できるようになり、ほかのアルカリカラーと混ぜることで色の表現の幅を広げることもできる」と話す。

そもそもこういったビビッドな色味が支持されるのは、韓国の影響が強い。20〜30代の男性客に支持される東京・神宮前の美容院「at’LAV by Belle(アットラブ バイ ベル)」の小林裕司店長は「カラーの参考としてBTS(男性K-POPグループ)や、その他多数の韓国著名人を参考とする人が多い」という。

近年の韓流スターはBTSを筆頭に、ピンクや紫、青など鮮やかなカラーを施す人が増えている。同サロンでもブリーチ後に通常カラーで染める“ダブルカラー”やハイライトなど、ブリーチ剤を使用したデザインカラーが人気だそうだ。

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