本を読むのが「遅い人&速い人」の決定的な違い 誰でも速読が可能になる「たった1つ」の仕草

東洋経済オンライン / 2021年2月5日 15時0分

本を読む速度や読解力を高められる方法とは? 実は子どもの頃「やってはいけない」と言われたことが有益なようです(写真:yoshiurara/iStock)

インターネットの時代とはいえ、人が「本を読む」行為はしばらく続きそうだ。そして、せっかく読むのであれば、速く読めるに越したことがない。

しかし学生の頃、誰もが正しく読む指導はされてきたが、速く読む指導はあまり受けていない。しかも、学生の頃に「上手に読める」と先生に褒められていた人ほど、むしろ読む速度が遅い可能性もある。

本を読む速度が速い人と遅い人の違いはどこにあるのか、どうすれば速く読むことができるのか。Googleやナイキ、ハーバード大学を法人顧客に持ち、『LIMITLESS 超加速学習 人生を変える「学び方」の授業』の著者でもある脳トレーナー、ジム・クウィック氏の、科学的に正しい速読のやり方を紹介する。

■意外に教わらない「速く本を読む方法」

なぜ人は本をゆっくり読みがちなのか。

1つには、多くの人が比較的速い時期――小学2年生か3年生の頃――に読む練習をやめてしまい、その状態で学習し続けても、読む能力(と、もっと重要なことに読む技術)はあまり伸びないからだという。

また、読むときに十分注意を向けられない人もいる。

子どもの話を聞きながら、テレビを見ながら、数分おきにメールをチェックしながら読んでいるので、注意がおろそかになって内容をよく理解できず、同じ段落を何度も読み返してしまうのだ。

読書の方法を紹介する前に、まず、人が速く読むことを阻んでいる3つの壁を確認しておこう。

壁その1 :返り読み

本の同じ行を気づくと何度も読んでいる状態のことだ。あるいは「うろうろ読み」(無意識に前の文章に戻っては読み直すこと)をしたことは? 逆行とは、視線が一度読んだところへ戻って読み直す傾向を表した用語だ。

ほとんどの人がこれをある程度、たいていは無意識にしている。そうすればよく理解できるような気がするからだが、現実はその逆だ。逆行、つまり返り読みをすると、読んでいる文章の意味や要点はたちまちわからなくなる。逆行は読書のプロセスを著しく破壊し、読む速度も遅くしてしまう。

壁その2 :子どもの頃と同じ読み方

読書力は知能の程度というよりむしろ技術によるもので、だからこそ学べるし高められる。「リーディング(読解)」と呼ばれる授業を最後に受けたのはいつだろう? 小学4年生か5年生だという人がほとんどだろう。そしてほとんどの人はおそらく、読む技術がその頃と変わっていない。

そこで問題だ。今のあなたの読む量と難易度は当時と同じだろうか。読むものははるかに複雑になっているのに、読む技術は古いままのこともある。

■頭は言葉ではなくイメージで考える

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