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確定申告「コロナ関連措置」意外と知らない要点 特別定額給付金、持続化給付金はどうなる?

東洋経済オンライン / 2021年2月17日 20時0分

本来は令和2年12月31日までに入居することが住宅ローン控除を受けるための条件ですが、新型コロナウイルスの影響で入居が遅れた場合にも、臨時措置として住宅ローン控除の特例(13年間)を受けられるようになりました。ただし、この特例を受けるためには条件があります。

2. 中古住宅をリフォームして6カ月以内に入居できなかった場合

中古住宅を購入して、居住前にリフォームなどをした場合には、購入の日から6カ月以内に入居することが、住宅ローン控除を受けるための条件になっています。しかし、新型コロナウイルスの影響で6カ月以内に入居できなかった場合も、住宅ローンを受けることができるようになりました。

この特例を受けるための条件と内容は下図のとおりです。

■「寄附金」とみなされるイベント中止のチケット

④イベント中止のチケットが寄附金控除の対象に

令和2年1月1日~令和3年1月31日までの間に、国の自粛要請を受けて中止・延期・規模縮小された文化芸術・スポーツイベント(文部科学大臣の指定行事)についても、臨時措置があります。

チケット代金の払い戻し(一部または全部)を受けなかったときは、そのチケット代金を「寄附金」としてみなして、寄附金控除(所得控除)または公益社団法人等寄附金特別控除(税額控除)の対象にできることになりました。

申告にあたっては、寄附金控除と公益社団法人等特別控除のどちらか有利なほうを選択できます。一般的には、課税所得が900万円以下であれば、税額を直接減らせる税額控除のほうが有利です。

寄附金控除では、下の算式で計算した金額を、所得から引くことができます。

一方、公益社団法人等寄附金特別控除では、下の算式で計算した金額を税額から引けるようになります。100円未満の端数は切り捨てです。

ただし、この措置は文化庁・スポーツ庁の指定を受けたイベントに限られており、払い戻しをしなかった金額(払戻請求権相当額の合計)も20万円までとされています。対象イベントは文化庁とスポーツ庁のホームページで確認することができます。

寄附金控除を受けるための流れは、次のとおりです。

■コロナの影響でイレギュラーが多いため事前に確認を

なお、特例措置ではありませんが、今年は、新型コロナウイルスへの対応として、税務署の確定申告会場への入場方法も変更されています。例年と異なり、「入場整理券」(入場できる時間枠が指定)が必要になりました(作成済み申告書を窓口で提出するときは不要)。

入場整理券は、確定申告会場で当日配付されますが、国税庁LINE公式アカウントを通してオンライン事前発行をすることもできます。具体的な方法は、国税庁ホームページをご参照ください。

気になる申告期限ですが、今年も4月15日まで延長されることが決まりました。国税庁のホームページには、確定申告に関するさまざまな最新情報が掲載されます。今年の申告のようにイレギュラーなことが多い年は、申告前にチェックしておくとよいでしょう。

(構成:前窪明子)

渡辺 義則:公認会計士・税理士

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