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「コロナ禍で売れた商品TOP30」最新ランキング 店舗の売れ筋商品はどう変化しているのか?

東洋経済オンライン / 2021年2月18日 9時0分

「コロナ禍で売れた商品」ランキング1〜10位

WHOが新型コロナウイルスを「COVID-19」と命名してから早1年。人々の消費動向は一変し、売れ筋商品も劇的に変わった。

市場調査会社のインテージが、新型コロナ禍の影響を受ける前の昨年1月6日週から週次で、全国約4000店のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ディスカウントショップなどの販売動向を追っている「新型肺炎カテゴリー動向」。

年末のデータでは、帰省や初詣の自粛の影響なのか、店舗の売れ筋商品が例年とは一変。新型コロナ時代の“3種の神器”であるマスク、手指消毒剤、非接触型体温計は引き続き高水準の伸びが続いている。

■手指消毒剤は2000%、非接触型体温計は3000%超え

3種の神器の筆頭格であるマスクは、需要が急増し始めた1月下旬に前年比600%を超えたものの、その後は供給が追いつかず、3月上旬に前年比80%前後まで落ち込んだ。

が、その後4月中旬頃に供給が追いつきだすと、伸び率の上昇が加速。例年なら花粉のシーズンが終わって一気に需要が後退する5月に入っても減速せず、6月下旬に1000%を、そして7月下旬には1800%を突破した。

その後は秋、冬のマスクの需要期に向かって徐々に落ち着きを取り戻していったものの、それでも12月最終週の段階でまだ前年比208%と高水準。

手指消毒剤はマスクよりは早い3月上旬に供給が増え始めた。もっとも、ドラッグストア店頭で入荷すると即完売してしまう状態が解消したのは4月に入ってからだった。

供給が追いつきだすと一気に伸びが加速。早くも4月中旬に1000%を超え、7月中旬からの約1カ月間にわたって2000%台の伸び率を維持した。8月後半以降は伸び率は徐々に低下していったとはいえ、年末時点でも依然として500%台だ。

マスク、手指消毒剤に比べ、供給が追いつくまでに時間を要した非接触型体温計は、7月下旬になってようやく1000%を超えた。10月下旬と11月下旬には、3000%を超える場面もあり、年末の時点でようやく1600%まで落ちてきた。

マスクや手指消毒剤は消耗品だからリピート需要があるが、体温計は1度買えばコト足りる。にもかかわらず、世間の警戒心が緩んだ晩夏から晩秋にかけて伸び率が加速したということは、利用したい人の頭数自体がこの時期に劇的に増え、なおかつそこに供給が追いついていたということだろう。

今やさんざんな評価を受けているGO TOキャンペーンとも無縁ではないだろう。万全のコロナ対策を求められた小規模な飲食店や小売り店舗、宿泊施設などが、近隣のドラッグストアで非接触型体温計を購入したとしても不思議ではない。

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