バブルが今すぐ破裂しても驚かない9つの理由 いよいよ「崩壊の兆候」があちこちに出てきた

東洋経済オンライン / 2021年2月27日 8時0分

日経平均株価は26日に1202円安。「226ショック」は「バブル崩壊がいよいよ」ということなのか(写真:つのだよしお/アフロ)

バブルの議論が続いたので、今回は当初緊急事態宣言について書こうと思ったが、バブルがまさに佳境なのでやめた。現在、最終局面を迎え、いつ破裂してもおかしくない状況であることの証左を9つ、列挙してみよう。

■乱高下こそ「バブルの典型的な特徴」なワケ

第1に、価格の乱高下が激しい。相場環境がよければ上がり続けるはずで、少なくとも、乱高下する理由はない。

乱高下する理由は、バブルのピークに達している以外にない。「まだ上がるかな」と思って買いが集まるが一方で「すぐに利益確定をしておこう」、と思う勢力も大勢いるということは、バブルが崩壊する可能性を投資家たちが感じているからである。

バブルは、株価水準は関係なく乱高下がその特徴なのである。2月25日のアメリカの株式市場も、NYダウ工業株30種平均は24日に史上最高値を更新していたにもかかわらず、翌日に大きく下落した。しかも、最近はこのような動きを繰り返している。これはバブル崩壊直前の典型的な現象である。

第2に、この乱高下が、急激な上昇とともに起きていることである。下落局面での乱高下は、バブルの崩壊局面を意味する。一方、上昇局面での乱高下、しかもそれが異常なまでのスピードで起こるとき、それはバブルのまさに崩壊寸前を意味している。なぜなら、もう水準が高すぎて、ある程度の水準なら買いを入れるはずのまともな投資家は入ってこず、こうした投資家は売り切ってしまっているからだ。

長期の投資家はもともとあまり動かないが、この局面でさらに買い増すことはありえない。したがって、この状況で買っている投資家は、クレイジーなまでに強気の投資家か、バブルに乗ることを楽しんでいる投資家である。それと短期のトレーダーたちだ。いつでも逃げられる投資家とトレーダーしか買えない。まさにそれはバブルのピークでしか起きないことである。

第3に、投資家の売買頻度が高まっていることである。「そろそろバブルのピークだ」と認識していつでも逃げられるようにして買っているから、少しでも下がる気配があれば、すぐに売るわけだ。もともと短期に急速に上がれば、いったん売る。様子を見て下落したときに再度の参入機会をうかがう。これが短期トレーダーのセオリーだが、市場全体がそうなっているとき、それはバブルである。「売買頻度の高まり」「下げの気配で売りが殺到」「短期の上昇でも売りが集中」といった「3つの特徴」がまさに第1の理由で挙げた、乱高下をもたらしている理由だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング