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子供の探究心を育む「オンライン習い事」の底力 Web上に自習室を設ける教室も登場している

東洋経済オンライン / 2021年3月26日 17時0分

オンラインのピアノ教室の様子(写真:オンラインピアノ教室カンパネラ)

4月が近づき、進級、進学を機に新しい習いごとを考える家庭も多いだろう。

ちょうど1年前の今ごろ、子どもたちは学校が休校のまま春休みに突入し、そのまま緊急事態宣言が発令された。

塾をはじめ、さまざまな習いごとがオンライン化されたが、各家庭からは「密を避ける以外のメリットを感じられなかった」「やはりリアルがいい」という声が聞こえてきた。その一方で、テレワークにより新たな道を切り拓いた企業があるように、withコロナを経て、オンラインを使った”次世代の習いごと”へと進化を遂げたものもある。

毎日14時過ぎ、レッスンルームのZoomのIDが送られてきて、15時から21時まで、オンライン上で好きな講座を好きなだけ受講する――。

月額固定で受け放題の「Study Collect(スタコレ)」では、受講生の過半数がリアルな習いごとのない日に週2〜3回、2割以上が毎日オンライン講座を受講している。

■ダンスやバレエなど科目は幅広い

講座は勉強科目からダンス、バレエ、英会話、そろばん、書道、アートなど幅広く、特に人気はアート(絵画)と社会(地理)だという。

翌週も必ず同じ子が参加するかどうかわからないため、1時間で完結、成果物ができる点も人気の秘訣だ。

もともとスタコレでは、「子どもの未来に選択肢を。親に自由な時間を」をスローガンに、1つの施設内で複数の習いごとを自由に組合わせて月謝制で受講できる「Peby College(ぺビーカレッジ)」(東京・福岡)を運営し、新しい習いごとの提案と、子どもたちの放課後の居場所づくりを行ってきた。

「今は公園に行ってもゲームをしていたり上手に遊べない子が増えた。『学童がつまらない』と行き場がない子も少なくない。親の収入格差によって教育格差が生まれるというが、経験したもの、体験したものでしか、子どもたちは将来の選択肢を広げられない」と、スタコレを運営する合同会社Education Hack CEOの米倉久曜氏。

米倉氏は「教育業界はオンライン化が遅れていることが従来からの課題だった。当社もいつかやらなければと思いながらも、市場がついてこないのではと言い訳して、先延ばしにしてきた」と続ける。

そんな中で、休校になった昨年3月、保護者たちから「子どもの生活習慣が乱れた」「1日中ゲームばかりやっている」との声が同社に多数寄せられた。

そこで、休校中の子どもたちの生活リズムを整えるべく、朝8時のホームルームを皮切りに毎日無料でオンラインレッスンを提供。録画ではなく、すべてライブ配信で2カ月間で900レッスン行った。

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