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2.5万人の就活生が選ぶ「就職人気ランキング」 1位は2年連続で伊藤忠、総合商社に人気集まる

東洋経済オンライン / 2021年4月4日 9時0分

2022年卒の就活生2.5万人が選んだ就職人気ランキング。伊藤忠商事が2年連続で1位になった。

「危機感が半端ない」。ある就職情報会社の担当者は就活生のマインドをそう表現した。もちろん原因は、コロナウイルスの感染拡大だ。

今、大学4年生や大学院2年生になったばかりの2022年卒生の就職活動が本格化しているが、その1年先輩の2021年卒生が苦しい活動を経験したこともあり、不安が広がっている。

■広がる就活生の危機感

文部科学省・厚生労働省が発表する大学生の就職内定状況によると、2021年2月1日時点の就職率は前年同期比2.8%減の89.5%。2011年卒生の77.4%と比べるとまだまだ高い水準にあるが、10年ぶりに内定率が減少している。就活生の間では、「さらに採用数が減少し、内定率が下がるのでは」と、不安が広がる。

すでに、外食や旅行、鉄道・エアラインなどの企業を中心に採用を中止、もしくは採用数を大幅に減らすことが表明されている。今後、コロナ禍が長引き、景気への影響が鮮明になれば、さらに採用数を抑える企業が増えていくと思われる。

また、オンライン就活が常態化してきており、企業探しや面接対策など、これまでとは違う対応が求められていることも、就活生の不安を増幅させる要因になっている。

そんな中、就活生はどんな企業を注目しているのか? 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所では毎年、就活生に興味を持っている企業を尋ねる「就職ブランドランキング調査」を実施し、定期的に発表している。その結果から、就活生の関心が高い企業をランキング形式でまとめた。

調査対象者は、就職サイト「ブンナビ!」に登録する現在就活中(2022年春卒業予定)の大学生や大学院生で、登録者のうち、大学名を問わず2万5000人以上が回答している。調査期間は2020年10月1日から2021年3月15日まで。「前半」とあるのは、同調査が年に2回実施されているからで、調査をあこがれやイメージが強い就活の「前半」と、実際の説明会や面接を経た「後半」とを分けることで傾向の違いを分析している。

1位は2年連続で伊藤忠商事。2021年卒では男子と文系で1位だったが、今年は女子でも1位に。理系も7位から3位にアップするなど、すべての属性の学生から支持を得ている。

理由は、「朝型勤務」や「脱スーツ・デー」といった一連の働き方改革。こうした取り組みが「働きやすい会社」「あこがれる会社」というイメージを就活生に抱かせている。

新入社員を大切にする姿勢も評価されている。前年に続き、2021年も会長と社長による入社初日の「お出迎え」が行われた。満開の桜の木を300本に増やし、さらに印象に残る入社初日を演出していた。

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