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57歳男性と44歳女性「初婚」で結婚できたワケ なぜスムーズに相手を見つけることができたか

東洋経済オンライン / 2021年4月15日 19時0分

57歳の男性がスムーズに結婚相手を見つけることができた理由とは?(写真:Kazpon/PIXTA)

57歳の男性が、44歳の女性と先日成婚をした。2人とも初婚同士だ。彼は3人目にお見合いした相手と4カ月弱の交際を経て、成婚に至った。歳を重ねてからの婚活は苦戦する人たちが多い中、彼はなぜスムーズに、結婚相手を見つけることができたのか?

仲人として、婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、「40代、50代の結婚のあり方」について、考えてみたい。

■結婚を難しくする「子どもが欲しい」という気持ち

誠一(仮名、57歳)が、入会面談にやってきたのは、昨年11月の終わりのことだった。面談申し込みがネットから入ってきたときに、“50代後半、初婚“と記されていたことから、きっとあのセリフを言うのではないかと想像していた。40代後半、50代の男性は、決まってこう言う。

「子どもが欲しいんです!」

男性の場合、50代や60を超えてからも、父親になっている人たちがいる。女性も、40代半ばで母になる人たちがいる。それが有名人であったりすると、センセーショナルなニュースとなる。晩婚化が進む昨今、そうしたニュースを自分と重ねるのか、高年齢になっても出産を望む男女は多い。

面談ルームで、初めて誠一に会ったときに私は聞いた。

「初婚ですよね。お子さんは欲しいですか?」

 すると彼は、穏やかな口調で言った。

「頭のどこかではそんな気持ちもありますが、年齢的なことを考えると難しいでしょうし、それよりもこれからの人生をともに歩んでいけるパートナーを探せればいいと思っています」

その言葉を聞いて、少し安心した。

婚活市場で、「自分の子どもを欲しい」と願う40代後半、50代、60代の初婚男性は、申し込みをかける女性を30代から41、2歳くらいまでと区切っている。そうなると、そこにどうしても年齢差ができる。

まずはお見合いが圧倒的に組みづらい。30代、ことにアラフォー女性たちは、できるだけ歳の近い人か年下と結婚をしたがっているからだ。こちらもまた、「最後のチャンスに子どもを産みたい」と考えているので、父親になる男性は、1歳でも若いほうがいいのだ。

男性が高収入でスペックがいいとお見合いはなんとか組めるのだが、お見合いを終えた女性たちは、「ジェネレーションギャップを感じました」「上司と話しているようでした」「父親にしか思えなかった」と、自分の年齢はさておき、お断りの理由が手厳しい。

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