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シャンプーも歯磨き粉もやめた私が気づいた真実 足りないものなど何もなかったということ

東洋経済オンライン / 2021年6月13日 6時30分

当然のことながら、長年にわたり何とか濃い色のネイルでごまかし続けた我が足のダメ爪は、いきなりその悲惨な状態を白日の下にさらすこととなった。

親指の爪は何年も前に死に絶えたままほぼ真っ黒、しかも長年の巻き爪で妙な形に歪みきっている。そして痛い。さらに表面がボコボコ。まったくいいところなんてひとつもありゃしねえ。

改めてその現実にしげしげと直面してみると、恥ずかしいというよりも、むしろ我が体の一部ながら、ここまで延々とほったらかされてきたのが何とも気の毒になってくるのであった。

あ、もちろん、ほったらかしてきたのは私です。

今こそ贖罪の意味も込め、何はともあれこの悲惨な現実を少しずつでも変えていくことはできないものか。とはいえもう本当に長い間、この状態はまったく改善されることなく今に至るのであり、「少しずつでも変えていくこと」など本当にできるのかまったく不明である。

でもここまで来たらやるしかない。というわけで、まずは専門家に頼ろうと巻き爪治療の検索をしてみると、近所の病院で6万円! 高いのか安いのかまったくわからない。つまりはどうも納得できずグズグズする。

そうこうするうち、たまたま知人から爪のセルフケアの本をいただいた。自分の爪はちゃんと自分で育てることができると書いてあった。ちょっと泣けた。私にもまだできることがある。で、遅まきながら人生で初めて爪のケアなるものに勤しむことにしたのである。

といってもそれほど大変なことでもない。爪やすりで表面のボコボコを平らにし、切りすぎない程度にマメにカットし、風呂に入ったら一つひとつやさしく洗い、あとは例の「ごま油」を目薬の容器に入れ、こまめに爪の先端と皮膚の間に油を差す。本によれば、油はごま油でなくとも。爪の乾燥を防ぐのだそうです。

足の指をグーチョキパーと動かす運動も始めた。指でしっかりと地面を押す癖をつけ、巻き爪を改善するためである。トータルでせいぜい1日5分程度だが、にしてもこれほど我が足の爪に注意を向けたことは人生初である。

で、その結果はといえば、ボディーソープなどと違い、やってみればメキメキ物事が解決というわけにはいかずに何カ月も変化なし。

それでもめげずにコツコツ爪に愛を注いでいると、3年ほど経つと巻き爪が回復して痛みが消え、さらに数回の爪の生え変わりを経て、最近ようやく、そこそこ鑑賞に耐えるようなピンク色の爪が戻ってきたのであります。

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