1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

話題の「16時間断食」の一体なにがスゴイのか がんを克服した医師が辿りついた究極の食事法

東洋経済オンライン / 2021年6月16日 18時0分

食事のカロリー数を減らす? 糖質を減らす? いいえ、私がおすすめしたいのは、「空腹の時間を作る」というものです。16時間以上、空腹の時間を作ると、最大の効果が得られます。

「○や△は食べてはいけない」といった細かいルールや、面倒なカロリー計算はいっさい必要ありません。空腹の時間以外は、何を食べていただいてもかまいませんし、空腹の時間中にどうしてもお腹が空いたときも、ナッツ類などであれば、いくら食べていただいてもかまいません。

16時間以上の空腹の時間を作るのも、睡眠時間をうまく組み込めば、無理なく実行できるでしょう。本書には、生活スタイルに合わせて空腹時間を作るヒントなども載せています。どうぞ参考にしてください。

■「空腹」中、体の中で何が起きているのか

空腹の時間のあいだ、体に何が起きているのかをお話ししましょう。私が「16時間」という時間にこだわる理由も、ここにあります。

まとまった空腹の時間を作ると、まず、内臓の働きがよくなります。胃腸や肝臓を十分に休ませてあげることで、内臓の疲れがリセットされます。また、空腹によって一時的に栄養が足りなくなると、活性酸素を除去する抗酸化酵素が増え、「活性酸素の量が減る」ともいわれています。

最後にものを食べてから10時間ほど経つと、体内で「脂肪の分解」が始まります。空腹の時間が長くなればなるほど、体内の脂肪が分解されていきます。脂肪が分解されると、血液中の脂質が減り、圧迫されていた血管が解放されます。

そして、12~24時間、空腹の時間を作ると、血液中の糖質も20%程度低下するといわれています。

しかし、空腹が体にもたらす最大のメリットは、なんといっても「オートファジー」にあります。最後にものを食べてから16時間が経過したころ、体の中でオートファジーが機能し始めるのです。

オートファジーとは、「細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる」仕組みのことをいいます。

私たちの体は、普段、食べたものから栄養を摂取し、必要なタンパク質を作っているのですが、なんらかの原因で栄養が入ってこなくなると、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作ろうとします。

そこで、古くなったり壊れたりした、細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに新しいタンパク質を作るのです。

さらに、細胞内の「ミトコンドリア」という小器官も、オートファジーによって新たに生まれ変わります。新しく元気なミトコンドリアが細胞内にたくさんあればあるほど、細胞の活動に必要なエネルギーが得られ、若々しく、健康でいられます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング