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中学受験「中堅校の特別コース」注意が必要な理由 志望校の「ケース別」に最適な勉強法を紹介

東洋経済オンライン / 2021年6月30日 17時0分

中学入試は受験する学校によって問題のレベルや形式が大きく違います。今回はケース別に最適な勉強法をご紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)

近年、大学入試改革や私大定員厳格化をうけて、大学受験に少しでも有利になるようにと、中学受験人気が再燃しています。
中学受験を考えていない小学生にとっても、効果的に学力を伸ばすための「頭の使い方」を身につけておくことは重要でしょう。

『学習の作法 中学受験・中学入学準備編』では、中学受験、そして中学入学後に一歩リードするために、「何ができるようになればいいのか」「どういう勉強をすればそれが身につくのか」を具体的に紹介しています。

本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。

■本気で中学受験「ケース別勉強法」

中学入試は高校入試や大学入試共通テストとは違い、受験する学校によって問題のレベルや形式が大きく違います。

したがって、学習しておくべき内容も志望校によって大きく異なってきます。正確には学校ごとの傾向もバラバラなのですが、まずは大きな類型ごとに見ておきましょう。

ケース1 首都圏や関西、九州などで一部の難関校を目指す

知識、応用力とも高いレベルで求められるため、必要な学習量は非常に多くなります。しかも5年生、6年生と学年が上がっていかないと理解しにくい項目の学習も必要なので、専用のカリキュラムを組んでの学習がほぼ必須。3年生の2月頃から、SAPIXや浜学園といった難関校に強いとされる進学塾や、全国的に名前の知られた塾(の提携塾)に通うというのが普通です。

また、学校によって「難問型」「スピード勝負型」「記述重視」などの傾向が異なるため、6年生ともなれば、志望校に特化した学習内容が多くなります。合格最低点はおおむね6割前後と、対策を重ねてきた受験生にとっても決して易しくはない出題がなされていることがうかがえます。傾向や塾事情など大学受験に近い要素も多いのですが、あくまで受験するのは小学生という点ではやはり独特な世界です。

一方、中堅校の場合は、標準的な難易度の典型問題が多くなります。合格最低点は難関校と同程度なので、教科書的な知識に加えて受験に頻出する解法パターンをひととおりマスターすれば合格点に届くことが多いです。無理に応用問題に手を出すより、5年生までのテキストを徹底的に復習すべきといわれるゆえんです。

ただし、昨今は単純な暗記が通用しない「思考力重視」の傾向が中堅校にも広がってきているようです。自分で図を描いて問われている内容を整理するなど、きちんと理解したうえでの暗記が求められていると言えるでしょう。

■中堅校の「特別コース」には相性がある

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