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フジ女性アナの異動=アナウンサー失格の勘違い ステマ騒動に絡める矛盾、誹謗中傷はやりすぎだ

東洋経済オンライン / 2021年7月3日 14時0分

なぜフジテレビは女性アナを大量異動させるのでしょうか(写真:loonger/iStock)

テレビ局にとって改編期の中間にあたる7月は、重要な人事異動の時期。業界内では例年さまざまな噂話が飛び交い、悲喜こもごもの声が聞こえてきます。今回、業界内を超えて人々の話題となっているのがフジテレビの人事異動。女性アナウンサーたちの異動が物議を醸しています。

なかでも中心となっているのは、「さんまのお笑い向上委員会」「ワイドナショー」「ノンストップ!」に出演していた久代萌美アナ。大物MCの明石家さんまさん、松本人志さん、設楽統さんらと共演していたこともあって知名度が高く、さまざまなメディア記事と人々のコメントが飛び交っているのです。

メディアは、「フジ・久代萌美アナ、アナウンス室からの“異動内示”にショック!」「久代萌美アナの異動は“粛正”か ステマ騒動でリーク犯扱い」「フジ・久代萌美アナの“人事異動”に疑問の声『ステマ女子アナは?』」「フジ久代萌美の突発異動にネット民動揺!“夫がTVの敵だから?”の声まで」などと書きたい放題。また、これらを見た人々も、「懲罰人事だ」「左遷するならステマアナが先だろ」などの厳しい声を上げています。はたして、これらの記事や声はどこまで正しいのでしょうか。

また、「なぜこれほどの大量異動?」「コロナ禍で女子アナが余っているのでは?」などの臆測を含む記事もありましたし、筆者自身も2社から女性アナウンサーの異動に関するコメント取材を受けました。

■一般ビジネスパーソンにも別世界の話ではない

今、女性アナウンサーたちに何が起きているのか。これは決して別世界ではなく、一企業内の話であり、ビジネスパーソンにとっても参考になる要素が含まれているのです。

7月1日付でフジテレビのアナウンス室を離れる女性アナウンサーは、ネットワーク局に異動する久代アナだけではなく、佐藤里佳アナウンス室長はCSR・SDGs推進室、藤村さおりアナは報道局、森本さやかアナは人事局に異動しました。いずれもキャリア十分のアナウンサーだけに、「大量異動」と報じたくなる気持ちはわかりますが、必ずしもネガティブなものとは限りません。

アナウンサーの異動理由は大きく分けて、「技術不足か問題行動でアナウンサーにふさわしくないとみなされた」「知名度や発信力などを生かした他部署での活躍が期待されている」「スキルや経験値のアップを目指して自ら申し出る」という3つが挙げられます。

今回の4人に、もし「技術不足か問題行動があった」「自ら異動を申し出ていた」としても、公表されることはないでしょう。それよりも有力視されるのは、「知名度や発信力などを生かした活躍が期待されて」の異動であること。

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