1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

学生は「就職サイト」に本当に満足しているのか エントリーシートやOB・OG訪問対策に要望多い

東洋経済オンライン / 2021年7月8日 9時30分

就活に欠かせない「就職サイト」。学生はどのような機能やサービスの充実を求めているのだろうか(写真:shimi/PIXTA)

就職活動を始める学生に対し、「就活は情報戦」と指導することがある。

就活における「情報戦」とは、自分(自己分析)、業種、職種を知り、企業を研究して志望を固め、企業の採用スケジュールや選考方法、さらにはこれまでの受験者の体験談などにより、選考に向けてその企業の傾向と対策を準備するという一連の活動を指している。そして情報収集の主たる手段が就職サイトだ。

就職サイトは進化し続けている。インターネットが使えるようになった1990年代半ばに誕生したマイナビ、リクナビは企業と学生の双方が便利な機能を実装し、就活の主役の座を得た。スマホとSNSが普及した2010年代には新たな就職サイトが登場した。学生同士が情報を与え合う口コミサイトが増えてきたし、現在では「逆求人サイト」への評価も確立した。

■目立つエントリーシート対策

では、就職サイトに学生は満足しているのかを検証してみよう。今年の3月に、HR総研が2022年卒の「楽天みん就」の会員学生を対象にして実施した調査から、「就職サイトに求める機能・サービス」を紹介しよう。

学生からの注文で目立つのは、エントリーシート(ES)対策だ。種々様々な対策があるが、最も多いのは「添削」だ。

「ESの添削サービスがあるとうれしい」(理系・上位国公立大)

「ESなどの添削をしてもらえる数をもっと増やしてくれたら、と思う」(文系・中堅私立大)

添削サービスを提供するサイトはかなり多いが、学生は満足していないことがわかる。

ESの管理を望む声も多い。なぜ管理が必要になるかというと、スケジュールが立て込むからだ。

就活スケジュールで3月1日は特別な日であり、この日から公式には採用広報が解禁される、就活解禁日だ。会社説明会が開かれ、就職サイトでのプレエントリー受け付けが始まる。ESの提出も3月から4月にかけて行われる。複数企業にエントリーするとスケジュール管理が繁雑になる。そこで、就職サイトに管理してほしいと要望する学生が多い。

「自動エントリーだけでなく、ESの締め切り日なども自動でスケジュールに追加される機能があれば非常にありがたい」(文系・早慶大クラス)

「ESの提出期限の確認ができたら助かります」(理系・中堅私立大)

「非常にありがたい」や「助かります」という言葉に学生の切迫した気持ちが表れているように感じる。

■ESを他社で再利用したい?

ESの添削や管理はありふれた要望だが、なかには興味深い要望もある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング