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東大生が解説!考えるのが「下手な人」のムダ時間 「考えるのがうまい人」は何をしているのか

東洋経済オンライン / 2021年7月12日 14時0分

現役東大生が時間の効果的な使い方を教えます(写真:wnmkm/PIXTA)

他の人よりも成果を出せる人は、限られた時間をどのように有効活用しているのでしょうか。家庭の事情で週3回、9時から17時までアルバイトをしながら、東京大学に合格した経験を持つ布施川天馬氏が上梓した『東大式時間術』より一部抜粋・再構成してお届けします。

■「考える」という行為のイメージ

『考える人』という芸術作品があります。1902年にオーギュスト・ロダンによって作成された彫刻で、「椅子に腰かけながら肘をついている人」の彫像と言えば皆さんにもイメージが湧くのではないでしょうか?

この『考える人』はロダン自身を表しているとか、彫像作成の着想元になったというダンテの『神曲』の主人公ダンテを表しているとか、さまざまなことが言われているらしいのですが、僕はあまり美術品についての知識はないので、ここについては何が正しいのかはハッキリとはわかりません(美術品を見るのは好きなのですが……)。

ここで大事なのは『考える人』という「人間が思索にふける様子」を表した像が、「椅子に腰かけながら頬杖を突き、どこかを見つめながらじっくり取り組むもの」であるとロダンが表し、そしてそれが全世界中から受け入れられているということです。

みなさんは「考える」といったとき、どのような行為をイメージするでしょうか? 言ってしまえば、この「イメージするという行為」自体が考えるということに入るわけですが、どうすれば「考える」という行為を完了させることができるのでしょうか?

「一口に考えるといってもいろいろな方向性があるだろう」と思われる方もいるかもしれません。しかしあえて乱暴な定義づけをするのであれば、「不明な物事について理解しようと努めること」なのではないかと思います。

ある問題がわからないから考える。彼女の気持ちがわからないから考える。今日の夕食の内容を考える。どれもこれも、「どう振る舞えばいいかわからないこと」、もしくは「何が正解かわからないこと」について正解を出すための試みであるといえます。

ある問題に対して答えが浮かんでいないときに考えてみるということ自体は、問題解決のために適切なアプローチをとっているといえるかもしれません。しかし、考えるといっても、「あること」をハッキリと自覚していなければ、まったくその時間はムダになってしまいます。

ここからは「考えている時間」をムダにしないために、いったい何に気をつければよいのか、「考える」に潜むムダについて考えていきたいと思います。

■ ムダをなくす技術

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